トランプ怒り爆発!?「俺はマーガレット・サッチャーより性悪なのに!」『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』特別映像

月の裏側に秘密基地を建設したナチスが人類を侵略するパニックを描いた大ヒットSFアクション『アイアン・スカイ』の7年ぶりとなる待望の続編『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』が、7月12日より公開される。このほど、アメリカ大統領ドナルド・トランプ(の超そっくりさん)が、自分が作品に出演していないことに怒りまくる特別映像がお披露目となった。

人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、自ら引き起こした核戦争で地球が荒廃してしまう。それから30年後、人々はナチスが月面に作っていた基地で生き延びていたがエネルギーが枯渇し、絶滅の危機を迎えていた。主人公オビは荒廃した地球の深部に新たなエネルギー源があることを知り、人類を救うため、誰も足を踏み入れたことのない<ロスト・ワールド>へと旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。彼らは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻撃を開始する。

2020年の大統領選への出馬を正式に表明し、6月28日から6月29日の間、G20大阪サミットで来日中のアメリカ大統領ドナルド・トランプ。特別映像では、執務室で側近たちから本作に出演するヴィランズ(悪役)たちに関する説明を受けながら、ヒトラーの写真を見て「チョビ髭がいいね。私も髭生やそうかな~、メラニアどう思う?」と妻に意見を求めるトランプ。メラニアはそれに対し中指を立てるが、彼女も本物そっくりだ。ノリノリなリアクションもつかの間、トランプはヴィランズの集合写真を見て自分が出演していないことに気付く。「ところで、私が見当たらないな」と側近に振ると「出演に値しないとみなされたようです」との返答が。「どういうことだ!俺はコイツらの誰よりもこの映画に出るのにふさわしいだろ!!」と独特の動きでキレまくるトランプだった…。

本作にトランプ大統領が出演していないことについて、ティモ・ヴォレンソラ監督は「彼は本作に出演している偉人たちに比べるとまだ何も成し遂げていないからさ」とコメント。トランプ大統領本人は『ホームアローン2』、『セレブリティ』、TVドラマ版『セックス・アンド・ザ・シティ』、『ズーランダー』など、これまで何度もドラマや映画に出演経験があるため、今回選ばれなかったのは彼にとってさぞ残念だったことだろう。

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』
7月12日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:ティモ・ヴォレンソラ
脚本:ダラン・マッソン ティモ・ヴォレンソラ
出演:ララ・ロッシ ウラジミル・ブラコフ キット・デイル トム・グリーン ユリア・ディーツェ ウド・キア
配給:ツイン

【ストーリー】 2018年、人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、自ら引き起こした核戦争で地球が荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスが建設していた月面基地で生き延びていた。しかし、月面基地のエネルギーは限界に達し絶滅の危機に瀕していた。人々が苦しむ姿に機関士のオビ(ララ・ロッシ)は胸を痛めていた。ある日、地球から宇宙船が月に飛来。そこにはロシア人の乗組員のほか、死んだはずの月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュ(ウド・キア)が密かに同乗しており、月面基地に忍び込むのだった。何の企みか、ウォルフガングはオビに人類を救う手段を打ち明ける。地球の深部には未開の世界が広がっており、そのエネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのだ。未曾有の危機に瀕している人類を救うため、オビは仲間たちとともに<ロスト・ワールド>に向けて旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくる!

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