麻生久美子、みうらじゅん、田口トモロヲ、宮藤官九郎らがカメオ出演!古舘佑太郎 × 石橋静河『いちごの唄』

“恋”と“青春”を歌い続け、絶大な支持を受けるカリスマロックバンド、銀杏BOYZ(峯田和伸)がこの世界へ産み落とした名曲の数々にインスパイアされた脚本家・岡田惠和が、古舘佑太郎と石橋静河のダブル主演で映画化した『いちごの唄』が、7月5日より公開となる。このほど、麻生久美子、みうらじゅん、田口トモロヲ、宮藤官九郎、曽我部恵一らがカメオ出演していることが発表された。

本作は、銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などをイメージソースに生まれた青春ラブストーリー。コウタはバカで不器用だけど優しい心を持つ青年。唯一の親友だった伸二は、中学生の頃二人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトのあーちゃん/天野千日を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会し、来年の今日、今日会ったところで再会を約束する。コウタはこの日だけを楽しみに一年を過ごす。次の年も、その次の年も二人は会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。

カメオ出演者として、峯田和伸の俳優デビュー作『アイデン&ティティ』、さらには岡田恵和が脚本を手掛けた「奇跡の人」で共演した麻生久美子。峯田とは“ブロンソンズ”としてユニットを組む『アイデン&ティティ』の原作者・みうらじゅん、監督の田口トモロヲ、脚本家の宮藤官九郎が揃って参加。そのほか、峯田と親交の深いミュージシャンの曽我部恵一、エレキコミックのやついいちろうと今立進。元銀杏BOYZのメンバーである村井守。銀杏BOYZのオフィシャルカメラマンの村井香。古舘が所属するバンド「2」のメンバーである赤坂真之介とyuccoが、峯田へのリスペクトならと出演している。

■みうらじゅん コメント
撮影は蒲田。ひどく雨が降っていて、中華屋さんの前に張ったテントの中まで降り込んできた。ぼくらはブロンソンズで決めていて、監督の指示どうり主演の人たちに迷惑かからないよう静かにしてたつもり。気がついたら望む望まないに関わらず、変な人になっていて、相棒の田口トモロヲ、通称トモチンとお互いのテンガロンハット姿を見て笑った。

■田口トモロヲ コメント
おそらく!?正しいカメオ出演の仕方をさせてもらったテンガロン二人組ブロンソンズの片方 田口トモロヲです(笑)。銀杏BOYZの想いをベースに、青春の混沌を共有し、内側から無心に物語&映画を支える峯田くんの男気に拍手喝采です!!

■宮藤官九郎 コメント
コメントしちゃったらカメオじゃなくね?という疑問もありますが、言わなきゃ分かんないくらい役(バイトの先輩)に成りきっているって事ですかね。ありがとうございます。現場はとても和気あいあいとしたムードで、監督から痛烈なダメ出しを喰らうこともなく、午前中で終了しました。峯田くんの世界観で岡田さんの脚本なら間違いないです。主演の古舘くんの、頼りないようで、しっかり何かを物語っている眼差しが、印象的でした。

■麻生久美子 コメント
岡田惠和さんと峯田和伸さんという大好きなお二人の原作の映画に、ほんの少しですが出演させていただけて、とても光栄でした。撮影は古舘佑太郎さんとご一緒させていただきましたが、真っ直ぐでとてもピュアな方で、まさにコウタ役にピッタリな魅力溢れる役者さんだと思いました。

『いちごの唄』
7月5日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:菅原伸太郎
原作・脚本:岡田惠和
原作:峯田和伸(朝日新聞出版)
音楽:世武裕子 銀杏BOYZ
出演:古舘佑太郎 石橋静河 和久井映見 光石研 清原果耶 小林喜日 大西利空 泉澤祐希 恒松祐里 しゅはまはるみ 渡辺道子 ポール・マグサリン 山﨑光 蒔田彩珠 吉村界人 岸井ゆきの 峯田和伸 宮本信子 麻生久美子 みうらじゅん 田口トモロヲ 宮藤官九郎 曽我部恵一 やついいちろう(エレキコミック) 今立進(エレキコミック) 村井守(元銀杏BOYZ) 村井香(銀杏BOYZ カメラマン) 赤坂真之介(バンド「2」) yucco(バンド「2」)
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 コウタ(古舘佑太郎)はバカで不器用だけど優しい心を持つ青年。唯一の親友だった伸二(小林喜日)は、中学生の頃2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトのあーちゃん/天野千日(石橋静河)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会し環七通りを散歩する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…また。」コウタはカレンダーに印をつけ、この日だけを楽しみに一年を過ごす。次の年も、その次の年もふたりは会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。あーちゃんは笑うととてもきれいだ、いつまでもふたりで散歩していたい―。しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。

©2019『いちごの唄』製作委員会