【スターのギャラの話】ジョニー・デップが2年連続で“ギャラもらいすぎ俳優”の第1位に!!

johnnydepp

The Wrap

2016年はジョニー・デップにとってひどい年だったようだ。アンバー・ハードとの泥沼離婚調停に続き、米経済誌Forbesが毎年発表する「ハリウッドで最もギャラを支払われすぎた俳優」のトップに、デップは2年連続で選出された。The Wrapほか米メディアが伝えている。

Forbesによるランキングの算出方法は次の通りだ。彼らは、その俳優の直近の公開作3本を取り上げ、全世界の興行収入からそれらの作品の推定される予算を引き算する。そしてその額を俳優の想定される出演料で割るのだ。【(世界興収-製作費)÷俳優の出演料】となる。

デップの2016年の最新公開作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は全世界で約3億ドルの興収を記録し、製作費は1億7000万ドルだった。おおよその数字だが、直近3作の平均で、デップの出演料を1ドルと考えると、2.8ドルの利益が出たことになる。しかし、この程度のわずかな利益では、デップはギャラをもらいすぎということだ。

2位はウィル・スミスで、彼も不発が続いた。『コンカッション』ではオスカーのノミネートも逃してしまい、3500万ドルという予算をわずかに上回った程度の利益だった。

3位のチャニング・テイタムは、『マジック・マイクXXL』が大ヒットしたにもかかわらず、こちらもまた予算をちょっと上回る程度しか利益をあげられなかったウォシャウスキー姉妹のSFドラマ『ジュピター』によって不名誉なランク上位となった。

以下はトップ10。

1位 ジョニー・デップ $2.80/$1
2位 ウィル・スミス $5/$1
3位 チャニング・テイタム $6/$1
4位 ウィル・フェレル $6.50/$1
5位 ジョージ・クルーニー $6.70/$1
6位 アダム・サンドラ- $7.60/$1
7位 マーク・ウォルバーグ $9.20/$1
8位 レオナルド・ディカプリオ $9.90/$1
9位 ジュリア・ロバーツ $10.80/$1
10位 ブラッドリー・クーパー $12.10/$1