杉野遥亮がクレーンに吊られて絶叫!ドラマ「スカム」予告編&メインビジュアル 大谷亮平が詐欺師を束ねる番頭役で出演!

社会から見放された若者たちが振り込め詐欺に手を染めていく姿を描く、杉野遥亮が連続ドラマ初主演を務めるドラマ「スカム」が、6月30日よりMBS/TBSドラマイズム枠にて放送開始となる。このほど、予告編とメインビジュアルがお披露目となった。併せて、新キャストとして、大谷亮平が詐欺師の番頭役で出演することが発表された。

本作は、週刊モーニングで連載中の「ギャングース」の共同原作者を務め、“犯罪現場の貧困”、“犯罪する側の論理”をテーマに取材活動を続けるルポライター、鈴木大介が、巨大犯罪・振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した「老人喰い」を原案に、社会的要因により振り込め詐欺に手を染めざるを得なかった若者たちの姿を描く。無職になり振り込め詐欺を始める主人公・草野誠実役に連続ドラマ初主演となる杉野遥亮。このほか、前野朋哉、山本舞香、戸塚純貴、杉本哲太ら俳優陣が脇を固める。

予告編では、主人公・草野(杉野遥亮)が、悪友(戸塚純貴)から怪しいバイトの紹介を受け、詐欺被害者が振り込んだお金をATMから下ろし警察から逃走を図るシーンや、営業会社の研修と称して行われた電話アポイント営業の様子、詐欺の店長(和田正人)による気合のこもった朝礼など、振り込め詐欺に巻き込まれていく草野の人生と共に、リアルな詐欺の実態が映し出される。中でも、地上から約15メートルの大型クレーンに吊るされた草野が恫喝され、懇願する衝撃のシーンは必見だ。

メインビジュアルは、草野(杉野遥亮)とその相棒(前野朋哉)が1500万ドル相当分に値する紙幣の山の上に無造作に座り、“若者たちの成功と転落”が表現された、ブラックでユーモラスな本作の世界観を写し出している。

さらに、新キャストとして、草野ら詐欺師たちを束ねる番頭役で、数々のドラマや映画での出演を重ね、存在感のある演技が光る実力派俳優・大谷亮平が出演。詐欺稼業の資金源である金主たちからの重圧に耐えながら、現場の詐欺師たちを信用し守り抜こうとする義理堅い男を体当たりで熱演する。

「スカム」
6月30日(日)よりMBS/TBSにて順次放送開始(全9話)
MBS:6月30日(日)より、毎週日曜 24時50分~放送
TBS:7月2日(火)より、毎週火曜 25時28分~放送
演出:小林勇貴
原案:鈴木大介「老人喰い」(ちくま新書)
脚本:継田淳
出演:杉野遥亮 前野朋哉 山本舞香 戸塚純貴 福山翔大 水間ロン 若林拓也 華村あすか 栁俊太郎 山中崇 和田正人 西田尚美 杉本哲太 大谷亮平

【ストーリー】 名門私立大学卒業後、大手企業に就職し、順風満帆な勝ち組人生を歩んでいた草野誠実(杉野遥亮)。しかし、リーマンショックにより、入社わずか半年で新卒切りに遭う。時を同じくして、父親が病に倒れ、父親の命を救うには保険の効かない高額な治療を受けなければいけないという事態に。さらには、再就職先が見つからず、銀行には教育ローンの返済を催促される始末。理不尽な社会に絶望し、追い詰められた誠実は1日で数十万円稼げるという怪しげなバイトをすることに。それは、オレオレ詐欺でターゲットとなった老人が振り込んだお金をATMから引き出す“ダシ子”という仕事だった。そして、その仕事で気概を認められた誠実は、直接、老人に振り込め詐欺の電話をかける“かけ子”という仕事を強要されることになる。地獄の研修、個性的な仲間たちとの出会い、初めての成功、リーダーへの抜擢…誠実は詐欺稼業での躍進に葛藤しながら、いち早くお金を稼ぎ、裏社会から抜け出そうとするが…。はからずも、詐欺師として裏社会でのし上がっていってしまう彼に訪れる結末とは!?

(C) 「スカム」製作委員会・MBS