早見あかり&松井玲奈、エゴサーチ宣言「パトロールしに行きます!」『女の機嫌の直し方』公開記念舞台挨拶レポート

「妻のトリセツ」で話題のAI研究者・黒川伊保子のベストセラーを原案に、早見あかり主演、平岡祐太共演で映像化した『女の機嫌の直し方』のドラマ版が3月16日より日本テレビにて放送され(全3回)、映画版が6月15日より公開中。このほど、6月16日にユナイテッドシネマ アクアシティお台場にて公開記念舞台挨拶が行われ、早見あかり、平岡祐太、松井玲奈、佐伯大地、横澤夏子、有田駿介監督が登壇した。

主演の早見は、長い宣伝活動を経て、いよいよ公開されたことに感慨深げ。本作について、タイトルにインパクトはあるものの「人と人との在り方を伝えられる作品」と紹介し、「みなさんがどう感じたのかを知りたいので、ぜひ広めてください」とコメント。そうすることでネットで検索しやすくなると言い「パトロールしに行きます!」と観客に予告した。一方、松井はコメディ要素が強い作品ということから「劇場でお客さんと一緒に観たい」と想いを吐露し、観客がどこで笑うのか反応を体感したいとコメント。松井も早見同様、作品に関してのみエゴサーチをすると言い、様々な角度の意見を楽しめることから「SNSで感想を見るのが楽しみ」と語った。

本作では、脚本協力のほかにもカメオ出演しているという横澤。「今日は大女優として来させていただきました」と意気揚々と挨拶するも、MCのキクチウソツカナイ。から「おそらく女優としては呼ばれていない」とツッコまれ、「じゃあ、キャスティングミス?」とおどけて会場を笑いに包んだ。

撮影、番宣と長い期間一緒に行動をしていたため「今だから言えること」をそれぞれ告白することに。平岡は松井について「(撮影中)ずっと小説を読まれていたので…もっとお話をしたかった!」と本音を口にし、松井の小説『カモフラージュ』を購入したとのこと。松井は「本を持ってきてくださって“サイン書いてください”って…まさか、自分の人生で平岡さんにサインを書く日が来るなんて!」と恐縮した。続いて、佐伯は早見を「コミュニケーション能力の鬼」と評し、初日から「知り合いだった?」と思うほど目を見て話してくれた早見の「(その能力が)うらやましい!」と印象を述べた。横澤はイケメンの有田監督に、今だからこそ「タイプ!」と伝え、「カッコよくて、打ち合わせに集中できなかった」とぶっちゃけ。茶髪でオシャレと褒めると「染めていないんですけど」と監督。それを受けて横澤は「やだ~!またカッコいい!」と身をよじらせ爆笑を誘った。

最後に早見は、改めて「こういったタイトルなのでビックリするかもしれませんが、ちゃんと観れば、“人と人はどうして一緒にいられるのか”というメッセージが詰められた作品になっています」とコメント。どの世代にも必ず共感できるシーンがちりばめられているとアピールした後、またもSNSでの宣伝協力を促し「ネット社会なので」とおどけて、観客を笑わせた。

『女の機嫌の直し方』
6月15日(土)よりユナイテッド・シネマアクアシティお台場ほか全国順次公開
監督:有田駿介
原案:黒川伊保子「女の機嫌の直し方」(集英社インターナショナル刊)
脚本:蛭田直美
脚本協力:横澤夏子
音楽:吉川慶
出演:早見あかり 平岡祐太 松井玲奈 佐伯大地 水沢エレナ 前田公輝 朝加真由美 原日出子 金田明夫
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

【ストーリー】 大学でAIの研究をしている真島愛(早見あかり)は、「男女脳の違いによる女の機嫌の直し方」をテーマに卒評論文を執筆中。データ収集のため、“男女トラブルの宝庫”結婚式場でアルバイトすることに。上司となった熱血ウェディングプランナー・青柳誠司(平岡祐太)とともに、あるカップル(松井玲奈、佐伯大地)の結婚式を担当するが、その会場のあちらこちらで男女トラブルが勃発!「結婚やめる!」と新婦が泣き、「余興やりたくない!」と同僚女子が叫び、親戚夫婦には熟年離婚の危機!ついには嫁姑のバトルまで…!果たしてこの結婚式、笑顔でお開きにできるの!?ドタバタ劇は、涙、涙の、感動のフィナーレへ!

(C)2019「女の機嫌の直し方」製作委員会