ピクサーの新作『Coco ココ』の画像が公開! メイン声優、ストーリーの概要も明らかに!!

FAMILY TIES — In Disney•Pixar’s “Coco,” aspiring musician Miguel (voice of newcomer Anthony Gonzalez) feels a deep connection to his great grandmother, Mama Coco. Concept art visual design by Sharon Calahan and animation by Kristophe Vergne. Directed by Lee Unkrich (“Toy Story 3”), co-directed by Adrian Molina (story artist “Monsters University”) and produced by Darla K. Anderson (“Toy Story 3”), “Coco” opens in U.S. theaters on Nov. 22, 2017. ©2016 Disney•Pixar. All Rights Reserved.

Entertainment Weekly

米ディズニー/ピクサーの新作『Coco ココ』(原題)の画像と作品の概要、主な声優が発表された。Entertainment Weeklyが伝えている。

『Coco ココ』の製作 は2012年に発表され、メキシコの祝日「死者の日」をテーマにしているということくらいしか明らかにされていなかった。監督は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ、プロデューサーがダーラ・K・アンダーソン、共同監督がエイドリアン・モリーナということも判明していた。

メキシコで暮らす少年ミゲルは音楽が大好きだが、音楽に呪われていると長く信じ続ける一家の決まりで音楽は禁止されていた。偶然、死者の国に入ったミゲルは、先祖に出会って歌を歌う許しを得るため、冒険を繰り広げる。ピクサーは『Coco ココ』について、「音楽がいっぱいだけどミュージカルというわけではない」と説明している。

声優は、ベンジャミン・ブラットが、少年ミゲルが憧れるミュージシャンを、ガエル・ガルシア・ベルナルが、ミゲルをサポートするへクターという名の優しいガイコツを演じる。主人公で12歳のメキシコ人少年ミゲルを演じるのは、新人のアンソニー・ゴンザレスだ。ゴンザレスは製作の早い段階からミゲルの声のテストをしていて、製作陣から作品に不可欠な存在だと信頼されていた。性格女優のレニー・ビクターがミゲルの祖母役で参加する。

「最初から全員ラテン系のキャストを集めることが重要だった」と監督のアンクリッチは言う。「そのことに集中し、すばらしい人々を集めることができた。メキシコから来た人もいるし、LAから来た人もいる」

ベンジャミン・ブラットは比較的早い段階で、監督が言うには一番初めに、キャスティングされた。しかし、ガエル・ガルシア・ベルナルを選ぶのにはもっと手間がかかったそうだ。「最初はガエルがいいのでは、と考えていた。しかし、ピクサーのチーフであるジョン・ラセターに彼を売り込むことができるのかわからなかった。なぜなら彼は今までたくさんのすばらしい映画に出ているが、コメディはやったことがなかったからだ」とアンクリッチは語る。「ありがたいことに、私たちのキャスティング・ディレクターが『ガエルが出ている、この新しい番組を見たことがあるかい?』と言ったんだ。それはTVシリーズ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』で、それを見て思ったんだ。『なんてことだ、彼は面白いし魅力的だし、完璧じゃないか』ってね。『モーツァルト』に感謝するよ。これでジョンを説得する苦労がなくなったんだ」

一方で、ミゲル役のアンソニー・ゴンザレスについて監督は、「私たちは実際に、今17歳か18歳ぐらいの少年でミゲルの声を試していたんだ。どれだけ前からこの映画を作り始めているのか想像できるだろ? しかし、その子の声はずいぶん前に変わってしまって、私たちは新しい声優を探さなければならなくなってしまったんだ。そして僕らはアンソニーを見つけたんだ」と言う。

『Coco ココ』は2017年11月22日に全米公開予定。ディズニー/ピクサー作品としては、その前の2017年6月16日に、『カーズ3』が全米公開予定だ。

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