坂口健太郎、吉田鋼太郎の印象は「すごくチャーミング。好きになっちゃいます」『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』父の日記念イベントレポート

累計アクセス数が1000万を超えるブログを原作とした、息子である事を隠して父とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々を綴る、坂口健太郎と吉田鋼太郎のダブル主演による『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が6月21日より公開される。このほど、6月11日にスペースFS汐留にて父の日記念イベントが実施され、劇中で息子役の坂口健太郎と、その父親役である吉田鋼太郎が登壇した。

主演で、息子アキオ役を演じた坂口。口数が少ない役だったため「セリフに頼ることができなかった」そうだが、「鋼太郎さんが父親役をやってくれたからこそ、とてもすんなりできた」とコメントした。

仕事一筋で単身赴任中だったアキオの父親役を演じた吉田。自身にも23歳の息子がいるそうで、坂口を「本当にリアルな息子という感じ」だと思って演じていたという。

2人は初共演ということで、お互いの印象について聞かれる場面も。坂口は吉田について、「紳士で、ダンディーで、渋くてという印象」は最初からあったそうだが、実際に会って「すごくチャーミングな方。キュートな方で、好きになっちゃいますね」と吉田を絶賛。これに対して吉田は、坂口について「思っていた通りの人。優しい、穏やか、まじめ、勉強熱心、きっと浮気はしないだろう、好青年」と述べつつ、演技については「すごい集中力で。一言できっちりできる俳優さん。尊敬します」とべた褒めした。

6月16日の「父の日」を記念して、息子役を演じる坂口から父親役の吉田へサプライズが。「本当に鋼太郎さんにはお世話になったので、何かできないかなと思って」と、坂口自身が選んだというネクタイと、黄色い花束が吉田にプレゼントされた。驚いた吉田は「こんなのもらったことないかも。企画上とはいえ、嬉しいです。一生大事にします」と本当に嬉しそうな表情を浮かべていた。

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『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開予定
監督:野口照夫(実写パート) 山本清史(ゲームパート)
原作:マイディー「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」
脚本:吹原幸太
出演:坂口健太郎 吉田鋼太郎 佐久間由衣 山本舞香 佐藤隆太 財前直見
声の出演:南條愛乃 寿美菜子 悠木碧
配給:ギャガ

【ストーリー】 この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか―自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。アキオの得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も“光のお父さん計画”!アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは―。

©2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会 ©マイディー/スクウェア・エニックス