ソフィー・ターナー&ファムケ・ヤンセン、新旧ジーン・グレイの2ショット!『X-MEN:ダーク・フェニックス』ワールドプレミア レポート

『X-MEN』(2000)以来6作品が製作され、ミュータントたちと世界を危機に陥れる強大な敵の時空を超える壮絶な戦いを描く『X-MEN』シリーズ。その最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、6月21日より公開となる。このほど、現地時間6月4日に米ロサンゼルスのTCLチャイニーズシアターにてワールドプレミアが開催され、ジーン・グレイ役のソフィー・ターナーのほか、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、ジェシカ・チャステインらキャスト、旧シリーズでジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセン、サイモン・キンバーグ監督、プロデューサーのハッチ・パッカー、スペシャル・アンバサダーとしてX JAPANのYOSHIKIらが出席した。

▲(上段左から)タイ・シェリダン、エヴァン・ピーターズ、アレクサンドラ・シップ、コディ・スミット=マクフィー、アンドリュー・ステーリン、コータ・エバーハード、(下段左から)ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、ジェニファー・ローレンス、ソフィー・ターナー、マイケル・ファスベンダー、ニコラス・ホルト、サイモン・キンバーグ監督

チャイニーズシアター前のハリウッド通りを全面封鎖し、Xという文字を囲むようにレッドカーペットが敷かれた会場。Xの文字上にはコスプレをしたファンが約150人、スクリーニングに招待されたファン900人、さらにレッドカーペットの外側には約1,000人を超えるファンが集結し、キャストの到着に期待が高まる。

フォトコールを終え、はじめにレッドカーペットに現れたのはタイ・シェリダン、ブルーのセットアップ姿のニコラス・ホルトや、コディ・スミット=マクフィーらに続き、サイモン・キンバーグ監督、プロデューサーのハッチパーカーも到着。さらに白いドレスでエレガントな装いのジェシカ・チャステイン、シックな黒のドレスに身を包んだジェニファー・ローレンス、マイケル・ファスベンダー、ジェームズ・マカヴォイと続々とメインキャストが登場し、大歓声で迎えられた。そして旧三部作ジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセンも赤いドレス姿で登場し、最新作の完成を祝った。最後に主演のソフィー・ターナーがシルバーとブラックの細身のドレスで姿を現すと、会場のボルテージも最高潮に。ソフィーはコスプレをした熱狂的なファンに笑顔でファンサービスを行った。

イベントの中では各キャストがコメントを寄せた。主演を務めたソフィーは「これほど誠実で献身的なファンがいる作品に参加できてとてもうれしいわ。映画だけでなく、X-MENのコミックは何十年も、何世代もの人々に愛されている。これは人々の人生のようなもので、X-MENは自分の人とは違うところを利用するようになって、パワフルになり、スペシャルな存在になる。これは、若い人に聞かせたいすばらしいメッセージだと思うわ」とメッセージを送った。さらに旧シリーズでジーン・グレイを演じたファムケは、ソフィーにアドバイスを送ったかと問われ「最初は聞かれたけれど、彼女はもうすばらしい女優だから、アドバイスはいらないと答えたの。彼女はかわいいわ。これから新作を見るところで私はとてもワクワクしているわ」と最新作のジーンを絶賛、夢の2ショットが実現した。

▲(左から)ファムケ・ヤンセン、ソフィー・ターナー

マグニートーを演じたファスベンダーは「『ファースト・ジェネレーション』から始めたが、マグニートーの人生のさまざまな状態を演じることができて幸運だった。最初のエピソードでチャールズとエリックが初めて出会うところを演じ、マグニートーとプロフェッサーXというキャラクターを生みだすことができてすばらしいチャンスだった」と約10年間シリーズに携わることができた喜びを語る。ミスティークを演じたジェニファー・ローレンスは「2年ごとに同じキャラクターを繰り返すことになって、キャラクターと一緒に過ごしているようですばらしいわ。こういうシリーズを演じて気に入っているところは、キャストなの。みんなの顔を見たいと思うわ」と、シリーズを通して深まったキャストの絆をアピール。キャストもヴィランとして初のヒーロー映画出演となったジェシカ・チャステインは「すばらしい気分だった。みんなはX-MENシリーズに取り組んで20年近く続いているから、本当の家族のようなの。『どうやってストーリーを伝える役に立てばいいかしら?』と思ったわ」と初挑戦への感想を述べた。

レッドカーペットには、LA在住であるX JAPANのYOSHIKIが参加。Xポーズを披露しながら各国のメディアのインタビューに流暢な英語で応対した。作品を見終えたYOSHIKIは「もちろん音楽もすごいですけど、特殊効果や編集がすごいですよね。業界の観点から見てしまいました」と感想を述べ、能力が気になるキャラクターについては「強い人が好きなので、ソフィー・ターナーかな」と明かした。日本のファンへのおすすめポイントについては「歴史のあるシリーズ最終章というのは結構大きいですね。X-MENについては何度かオファーをもらっていたのですが、今回コンサートツアーなどと日程がぶつかっておらず、今回自分がたまたまハリウッドにいたということで初めて実現して本当に良かったなと思います。これを観ると今までの作品の繋がりもわかりますし、そういう意味ではやっぱり観なくちゃいけない作品なんじゃないかなと思います。まあ、僕が観に来たくらいですから(笑)」と、ジョークを交えて語った。

レッドカーペットウォーキングを終えたキャスト、監督、プロデューサーは一旦バックステージに下がり、特設ステージにて、原作者のクリス・クレアモントが挨拶。そしてキンバーグ監督による一人一人の紹介でオールキャストが再登場。X-MENメンバーが集結し、フランチャイズのレガシーを祝った。

■参加ゲスト
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ソフィー・ターナー、タイ・シェリダン、ジェシカ・チャステイン、アレクサンドラ・シップ、コディ・スミット=マクフィー、エヴァン・ピーターズ、ファムケ・ヤンセン、サイモン・キンバーグ監督、ハッチ・パッカー(プロデューサー) ほか

『X-MEN:ダーク・フェニックス』
6月21日(金)全国ロードショー
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
日本語吹替版キャスト:能登麻美子 木村良平 内田夕夜 三木眞一郎 牛田裕子 浅沼晋太郎 志田有彩 内山昂輝 吉野裕行 浅野真澄
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 X-MENリーダー、プロフェッサーXの右腕としてメンバーからの信頼も厚い優等生ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、ある日、宇宙ミッションでの事故でダークサイドが増幅、抑え込まれていたもう一つの人格<ダーク・フェニックス>を解き放ってしまう。それは制御不能な最大の悪となり、ジーン自身にもコントロールできず暴走。地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。X-MENは世界の滅亡を止めるためには仲間のジーン=<ダーク・フェニックス>を殺すしかなく思い悩むがもとより、最強と化した彼女に立ち向かう術はなかった。ジーンは世界を、X-MENを破滅させてしまうのか?

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