クリスチャン・ベール × スコット・クーパー監督 戦争の英雄とかつての宿敵の危険な旅を描く西部劇『荒野の誓い』9月公開!

『ブラック・スキャンダル』、『ファーナス/訣別の朝』、『クレイジー・ハート』のスコット・クーパー監督による、クリスチャン・ベール主演、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディ、ティモシー・シャラメ共演の映画『Hostiles』(原題)が、邦題『荒野の誓い』として、9月6日より公開されることが決定した。

本作の舞台は、1892年アメリカ、産業革命によって急激な変化を遂げつつある西部の開拓地。インディアンとの戦争で武勲を上げた英雄で、刑務所の看守を務めている騎兵隊大尉ジョーは、かつての宿敵で、ここに服役しているシャイアン族の長イエロー・ホークとその家族を部族の居留地へと送り返す任務を命じられる。コマンチ族の蛮行によって家族を殺された女性ロザリーも加わり、危険に満ちた旅で、ジョーはイエロー・ホークと協力しないことには生きてはいけない状況に置かれていることに気づく。

主人公ジョーには、『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、『バイス』で同主演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しいクリスチャン・ベール。本作は『ファーナス/訣別の朝』に続いてのクーパー監督とのタッグとなる。ジョーの旅に加わるロザリーには、『ゴーン・ガール』でアカデミー賞にノミネートされたロザムンド・パイク。また、『ジェロニモ』や『アバター』などで知られるネイティブアメリカンの名優ウェス・ステューディがイエロー・ホークに扮し、さらに『3時10分、決断のとき』に続いてベールと共演した個性派ベン・フォスター、『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞候補となって以来、人気上昇中の若手スター、ティモシー・シャラメらが脇を固める。

撮影は、『世界にひとつのプレイブック』や『スポットライト 世紀のスクープ』などの傑作でカメラマンを務めた日本人撮影監督マサノブ・タカヤナギが担当。荒野や平原、山々の遠景といったアメリカの原風景はもちろん、騎馬戦や銃撃戦、夜襲などのアクションもダイナミックにとらえている。

『荒野の誓い』
9月6日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本・製作:スコット・クーパー
撮影:マサノブ・タカヤナギ
出演:クリスチャン・ベール ロザムンド・パイク ウェス・ステューディ ベン・フォスター ティモシー・シャラメ
配給:クロックワークス 東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 1892年アメリカ。産業革命によって辺境の地が急速に開拓地や街へと変貌を遂げつつあるニューメキシコ州。インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務める騎兵大尉のジョー・ブロッカー(クリスチャン・ベール)は、かつて宿敵関係にあり、寿命僅かなシャイアン族の酋長イエロー・ホーク(ウェス・ステューディ)とその家族を、部族の所有地があるモンタナ州へ護送する任務に就く。道中にコマンチ族の殺戮により家族を失ったトラウマを持つロザリー・クウェイド(ロザムンド・パイク)と出会い、彼女もこの一触即発の旅に加わることに。一行は厳しい辺境地をなんとか乗り越え、1,000マイルほど移動した頃、遂にお互いの協力なしでは生きていけない状況に陥ってしまう。果たして彼らは敵意と恐怖心を押し殺し、手を取り合い、目的地まで辿り着くことができるのだろうか。

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