緑黄色社会書き下ろし楽曲「想い人」が主題歌に!板垣瑞生(M!LK) × 吉柳咲良『初恋ロスタイム』予告編

2016年に刊行された仁科裕貴による小説を、主演に板垣瑞生(M!LK)、ヒロイン役に吉柳咲良、共演に竹内涼真らを迎えて実写映画化する『初恋ロスタイム』が9月20日に公開される。このほど、本作の主題歌が緑黄色社会による書き下ろし楽曲「想い人」に決定し、併せて、予告編がお披露目となった。

浪人生・相葉孝司は、ある日、“世界の人、モノ、車、あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。授業中に、なぜか唯一動くことができた孝司は、学校を出て街に繰り出すと、自分のほかにもう一人動くことのできる少女・篠宮時音に出会う。やがて二人は、毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていく。しかし、その“ロスタイム”には、ある“秘密”が隠されていた。

主題歌に抜擢された緑黄色社会は、愛知県出身の4ピースバンド。映画主題歌を担当するのは初である。ボーカル・長屋晴子の力強く透明で時に愛らしい独特な歌声をはじめ、お互いを知り尽くした4人がそれぞれの個性を出し合い、幅広いカラーバリエーションを持つ楽曲・サウンドを生み出すことで話題となり、2013年の10代限定音楽フェス「閃光ライオット」で準グランプリを獲得。昨年3月にインディーズで発売したアルバム「緑黄色社会」が、オリコン週間アルバムランキングでTOP20入りし、10代を中心に“リョクシャカ”の愛称で人気沸騰中の注目バンドだ。

■長屋晴子(主題歌/緑黄色社会 ボーカル・ギター) コメント
この度、映画『初恋ロスタイム』の主題歌を担当させて頂くことになりました。映画の主題歌のお話を頂いたのは初めてだったので、大変嬉しく、そして光栄に思います。原作を読ませて頂いて、自分ではない誰かを愛しく、守りたいと思う気持ちというのは、こんなにも優しくて強いものだと感じ、誰かを想うという簡単なようで思うようにいかない気持ちをテーマに、歌詞を書き進めました。Gt.小林の作った優しく力強いメロディと合わさって、多くの人の心に届く曲が出来たと感じています。この曲を聴いて、それぞれにとっての「想い人」を浮かべたときに、優しい気持ちになってもらえたら、私はとても幸せです。

■板垣瑞生(相葉孝司役) コメント
とても素敵な歌を作っていただきました。孝司の時音を思う気持ちとこの歌が、本当にマッチしていて驚きました。今、好きな人を想って仕事をしている人や毎日日本中で頑張っている方がいると思います。そんな全ての方々の支えになってくれる曲だと感じました。緑黄色社会さんの歌声と映画の世界観がマッチしているので、色んな方に体感していただきたいです!

■吉柳咲良(篠宮時音役) コメント
「想い人」は聴いた人の心があったかくなる曲だと思いました。特にサビの“貰った愛の分だけ返していこう”という歌詞がとても好きです…。“愛されながら愛してゆく”ってとても素敵な事だと思ったからです。同時に、『初恋ロスタイム』で私が演じた時音の気持ちとリンクしている部分が多い曲のように思いました。映画を観に来て下さった全ての方に優しい気持ち、愛する気持ちの大切さをこの曲からも感じて貰えれば嬉しいです。

■高木智香(プロデューサー) コメント
以前より「すごいインディーズバンドがいる」「絶対にブレイクするから今のうちからチェックした方がいい!」と様々な場所でよくお名前を耳にし、ずっと気になる存在だったのが「緑黄色社会」さんでした。初めて楽曲を聴いた時の衝撃は忘れられません。限りない透明感と、お腹の底にどっしりとくる力強さを持ち合わせた稀有なボーカル、そして、若いインディーズバンドの楽曲と言われても俄には信じられないような「王道」をいくポップなサウンド。この度そんな緑黄色社会さんの、メジャーデビューを経ての初めての映画主題歌をご一緒させていただけることになり、大変光栄に思っています。本楽曲「想い人」はリョクシャカさんならではの爽やかさ・透明感をもちつつ、暖かで、切なさもあり…「リョクシャカ至上最もエモい」楽曲と言って差し支えないのではないでしょうか。登場人物達をやさしさで包み込むような素晴らしい楽曲をいただけて、映画としても大きな力をいただいたと思っています。本作は板垣瑞生さんの映画初主演作であり、吉柳咲良さんの映像デビュー作であり、緑黄色社会さんの初主題歌映画です。たくさんの「初めて」が詰まったフレッシュな魅力にご期待下さい!

『初恋ロスタイム』
9月20日(金)より全国ロードショー
監督:河合勇人
原作:仁科裕貴「初恋ロスタイム」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
脚本:桑村さや香
主題歌:緑黄色社会「想い人」
出演:板垣瑞生 吉柳咲良 石橋杏奈 甲本雅裕 竹内涼真
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 主人公の浪人生・相葉孝司(板垣瑞生)は、ある日、“世界の人、モノ、車…あらゆるものが突然静止する”という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。授業中だった孝司だけがなぜか動くことができ、彼は学校を出て街に繰り出すと、自分の他にもう一人動くことのできる少女・篠宮時音(吉柳咲良)に出会う。やがて二人は、毎日12時15分に1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、楽しむようになっていく。しかし、その“ロスタイム”には、ある“秘密”が隠されていたのだった。

© 2019「初恋ロスタイム」製作委員会