中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子らが出演決定!松尾スズキ 監督・脚本・主演 映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』

「大人計画」主宰である松尾スズキが監督・脚本・主演を務める映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』(読み:いちまるはち)が、2019年秋に公開される。このほど、追加キャストとして中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀、堀田真由、大東駿介、土居志央梨、栗原類、LiLiCo、酒井若菜、福本清三、乾直樹、オクイシュージ、宍戸美和公、村杉蝉之介が出演することが発表された。

名脚本家・海馬五郎は、ある日、元女優の妻・綾子の浮気をFacebookの投稿によって知る。コンテンポラリーダンサーの“ドクタースネーク”という男への恋心を綴ったその投稿を見て、あまりのショックに離婚を考える海馬であったが、財産分与で資産の半分を慰謝料で支払わなければならないことを知り大激怒。海馬は、“不貞”の妻に慰謝料で支払わなければならない1000万円を、自分の“不貞”で使い切ることで復讐を決意。妻のFacebookの浮気投稿についた、108もの“いいね!”の数を目標に女を買いまくる。

新たなキャストとして、海馬五郎(松尾スズキ)の妻で元女優の綾子を演じるのは中山美穂。“ドクタースネーク”というコンテンポラリーダンサーとの2ショット写真をSNSに投稿したことがバレて、海馬を激怒させてしまう。不思議な魅力を放つ年下ダンサーに身も心も奪われていく綾子を大胆に演じ、大人の魅力をたっぷりと披露する。海馬のプレイボーイの友人・糸井には、劇団ハイバイを軸に劇作家、演出家、自らも俳優として活躍する岩井秀人。「いいね!の数だけ女を抱いて資産を使い切る」という海馬のとんでもない復讐計画に巻き込まれていく。海馬の友人でパニック障害持ちの女優・砂山を、読売演劇大賞や紀伊國屋演劇賞を受賞し名だたる演出家が厚い信頼を寄せる秋山菜津子が、海馬の代わりに病気の父の世話を一手に引き受けることになってしまった妹役を坂井真紀が演じる。さらに、なぜか海馬に綾子の動向をリークし続ける売れない女優にドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」でブレイクを果たした堀田真由、復讐計画に手を貸すド派手なホストに大東駿介、自分の価値を絶対に落としたくない高級風俗嬢に『リバーズ・エッジ』で体当たりの演技が話題となった土居志央梨など、実力派の若手俳優陣も集結。そのほか、栗原類、LiLiCo、酒井若菜、福本清三、乾直樹、オクイシュージに加え、宍戸美和公、村杉蝉之介といった大人計画でお馴染みの俳優陣も名を連ねた。

キャスト コメント

■中山美穂(綾子役)
松尾監督がこの作品を構想中の頃、咄嗟に私に演らせて下さいと申し出てしまったのです。監督は実現できるかどうかと笑いながら仰っていましたが、それから一年待たずに私達は撮影に挑んでいました。楽しくて仕方のない現場でした。演出をされる松尾スズキは穏やかに強い信念を持ち、そして激しく演じてらっしゃいました。そんな姿がだんだんと可愛く見えてきて、作品の中でもその感じが伝わるのだと思います。とにかく笑える内容です。そしてせつない。私に演らせて頂けたことに感謝しています。

■岩井秀人(糸井役)
メジャーな作り手の誰もかれもが「コンプライアンス」を気にし、テレビの前の主婦までもが「この表現、誰かに文句言われないのかしら?」と呟くようなご時世に、「よくぞこんな映画を作った!」と言われることでしょう。でも本来「表現」って、「ワレワレの外側」にあるものに手を伸ばすためのものなのだし、そのことを思い出させてくれる作品です。だからコンプラなんてものには届かない高みのシロモノになってございます。ご覧ください!しかし松尾さんって、いつ丸くなるんでしょうね…。

■秋山菜津子(砂山役)
舞台作品の中でいつも私に面白い役をやらせて下さる松尾さん。今回もなかなか変わった役柄を与えてくださいまして…楽しかったです。撮影が終わって「この映画を秋山さんの代表作にして下さいね」と松尾監督に言われたんですけど…嬉しいような、ちょっと複雑な気分でした。あ、観て頂ければ分かると思うんですけど(笑)。でも…そうですね、こんなに潔くかっこいい映画に出演できた事は“誇り”です。それは確かです。

『108~海馬五郎の復讐と冒険~』
2019年秋 全国ロードショー
監督・脚本・出演:松尾スズキ
出演:中山美穂 大東駿介 土居志央梨 栗原類 LiLiCo 福本清三 乾直樹 宍戸美和公 堀田真由 村杉蝉之介 オクイシュージ 岩井秀人 酒井若菜 坂井真紀 秋山菜津子
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 名脚本家として成功している海馬五郎(松尾スズキ)は、ある日、元女優の妻・綾子(中山美穂)の浮気をFacebookの投稿によって知ってしまう。コンテンポラリーダンサーである“ドクタースネーク”という男への恋心を綴ったその投稿を見て、わめき散らす海馬。あまりのショックに離婚を考える海馬であったが、財産分与で資産の半分を慰謝料で支払わなければならないことを知り大激怒。“不貞”の妻に慰謝料で支払わなければならない1000万円を、自分の“不貞”で使い切ることで復讐を決意した海馬。妻のFacebookの浮気投稿についた、108もの“いいね!”に湧き上がる猛烈な怒り。その数を目標に女を買いまくる、肉欲全開、前代未聞の復讐劇が幕を開ける。

(C)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会