堀田茜「嘘を見抜く腕があがった!」『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』製作発表イベント レポート

2015年から配信がスタートし、350万ダウンロードを超える大ヒットを記録した「恋愛ドラマアプリ」シリーズを、堀田茜が主演で映画化した新感覚恋愛ミステリー『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』が、今秋公開される。このほど、4月29日に品川グランドホールにて製作発表イベントが行われ、堀田茜と稲葉友が登壇した。併せて、特報映像が公開された。

映画初主演となる堀田は「今日は原作ファンの皆様を前に製作発表会見ができ、アットホームなチームのような感じがして嬉しいです。今回、初主演にあたり不安と期待が入り混じりましたが、元々プレイしていたアプリゲームの映画化でその主演になれたことにご縁を感じました」と挨拶をし、稲葉は「ゲームアプリが映画になることが新しい試みだと思いますし、参加できた楽しさがあります。しかし、人気ゲームアプリの映画化なので、ユーザーの皆様からキャラクターのイメージが異なると思われて怒られないかなど、正直びびっています。キャラクターは大事な存在だと思っていますので」と、原作ファンを目の前に、彼女たちの反応にドギマギしていた。

印象に残っているシーンについて聞かれた堀田は「印象に残っているのは、コスプレをされながら監禁されるシーン。長時間、雨というか水にうたれながら倒れているシーンが印象に残っています。体を張った撮影も多かったので、見ていただきたいです」と体当たりで演じたことを伝え、撮影を回想した。

また映画にちなんで嘘を見抜くことができるかという質問に対して堀田は「今回の役は、すごい勉強になりました。本人のちょっとした癖とか、嘘つくときのしぐさとか目線とか。こうやって騙されてしまうのだと思ったので、役を通して、嘘を見抜く腕があがったと思います」と、演じながら嘘を見抜く術を得たことを明かした。

製作発表イベントの中盤、集まった原作ファンとともに登壇者もスクリーンに初公開となる映画の特報映像が映し出されると、堀田は「特報動画を私もいま皆様と一緒に初めてみました。感慨深かったですし、もっともっとみてほしいシーンがあるので、劇場に足を運んでいただければと改めて思いました」と作品への手応えを感じている様子。稲葉は、「“ダウト”と堀田さんが決め台詞をいうところが見所だと思いました。普通に生活している中で、“ダウト”と、人に指をさすことはなかなかない経験です。堀田さんは、そんなレアな場面でも、説得力をもたせながら演じていました。セリフも噛むこともなく完璧に覚えており、10人の男たちが寄ってきてしまう魅力のある女性をきっちり体現されていたので、すごいと思いました」と、初主演と思えない堀田の女優魂に感心していた。

最後に、稲葉は「ゲームアプリを愛してくださった皆様がいるから映画化になったので、原作のファンの皆様が、男性陣が映画の中ででてきたとき、寄り添えるように、要素をとりいれて演じたので、楽しんでもらえたらと思います。映画館でみていただけたら幸せです」とアピール。堀田は「映画は今年の秋、公開となります。アプリをプレイしたことがある方もしていない方も、絶対楽しめる作品になっております。プレイしていない方にも魅力を伝えていただいて、一緒に盛り上げていきたいと思います。本日は、本当にありがとうございました」と挨拶した。

『ダウト-嘘つきオトコは誰?-』
2019年秋以降、劇場公開
監督:永江二朗
脚本:鹿目けい子
出演:堀田茜 稲葉友 西銘駿 藤田富 牧田哲也 岩永徹也 三津谷亮 水石亜飛夢 久保田悠来 佐伯大地 永山たかし

© Voltage ©2019 映画「ダウト-嘘つきオトコは誰?-」製作委員会