ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫婦共演のヒューマンサスペンス『誰もがそれを知っている』予告編

『別離』、『セールスマン』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したイランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作で、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの共演で贈るヒューマンサスペンス『誰もがそれを知っている』が6月1日より公開される。このほど、予告編がお披露目となった。

スペインの故郷で、主人公ラウラは久々に家族と幼馴染のパコに再会。だが、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実を巡り、家族の秘密と嘘がほころび始める。本作は、ファルハディ監督が15年前のスペイン旅行で目にした行方不明の子供の写真に着想を得てじっくりと構想を練り上げ、ペネロペ・クルスと、実生活で夫でもあるハビエル・バルデムに当て書きでオリジナル脚本を完成。数年来の友人でもあるスター俳優たちと念願のタッグを実現させ、初のオール・スペインロケに挑んだ。

予告編では、主人公ラウラ(ペネロペ・クルス)が妹の結婚式のためにスペインに帰郷し、家族やワイン業を営む幼なじみのパコ(ハビエル・バルデム)と再会。幸せに包まれた教会での挙式では、パコの甥フェリペから突如、娘のイレーネに“ラウラとパコはかつて恋人だった”という衝撃の事実が明かされる。その夜、娘が何者かによって誘拐され、身代金を要求するメッセージが届く。ラウラの夫(リカルド・ダリン)は義兄から疑いの目をかけられ、ラウラがパコに意味深な発言をするなど、次々に湧き上がる疑惑に疑心暗鬼に陥った家族の内に、長年隠されていた秘密が次第に露わになっていく。アスガー・ファルハディ監督作史上最もサスペンスフルな本編を存分に期待させる映像となっている。

『誰もがそれを知っている』
6月1日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ハビエル・バルデム ペネロペ・クルス リカルド・ダリン
配給:ロングライド

【ストーリー】 スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。

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