劇中で少年少女が結成するバンド、LITTLE ZOMBIES(リトルゾンビーズ)のメジャーデビューが決定!『ウィーアーリトルゾンビーズ』

第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門にて短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』が日本人史上初のグランプリに輝いた長久允監督の長編デビュー作で、佐々木蔵之介、池松壮亮、菊地凛子、永瀬正敏ら豪華キャストが総出演する映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』が、6月14日より公開される。このほど、主人公である4人の少年少女が劇中で結成する架空のバンド「LITTLE ZOMBIES」(読み:リトルゾンビーズ)が、4月25日にメジャーデビューすることが決定した。

劇場公開に先駆けて、劇中内で主人公4人(二宮慶多、中島セナ、水野哲志、奥村門土)が披露する歌唱映像が、本作の公式YouTubeチャンネルで独占公開され、無名バンドとしては異例の100万回再生を早くも突破。その大きな反響を受けて、劇中の架空バンド「LITTLE ZOMBIES」が4月25日にメジャーデビューすることが正式に決定し、国内の全主要音楽サイトで楽曲「WE ARE LITTLE ZOMBIES」の配信が開始される。

映画内で彼らに訪れる運命さながらのストーリーに、楽曲配信へ名乗りを上げたソニーミュージック担当者は「海外での反響が大きく、日本のみならず海外ユーザーへも響く力があると感じた。それ以上に彼らの声・LOVE SPREADの楽曲・長久監督の想いを広く届けられないかと心が動かされた」と期待を寄せている。

併せて、6月12日に本作のオリジナルサウンドトラックの発売も決定。海外映画祭では“ネオ・ミュージカル”とも評されることもあるなど、120分の本編に対して90曲もの楽曲が作品を彩っているのも本作の特徴であるが、そのなかから厳選した劇伴26曲を収録する予定だ。LITTLE ZOMBIESのデビューシングルである映画主題歌も収録されるほか、タケカワユキヒデやスガダイロー、東郷清丸などジャンルを超えた豪華な面々もアーティストとして参加している。

さらに、長久允監督自らが書き下ろす小説版の刊行も決定。海外で起こった青少年たちの悲しい事件報道に触れた際に、“子どもたちが絶望しない、絶望と戦う力を感じてもらえる物語が描きたい”と思い、誕生したオリジナル作品であるが、映画脚本から小説への再構築が施され、感情がないながらも子どもたちそれぞれの個性が息づき、読み進むほどに彼らの体温が伝わってくる希望の物語となっている。刊行は6月6日を予定している。

■サウンドトラック情報
「WE ARE LITTLE ZOMBIES ORIGINAL SOUND TRACK」
6月12日(水) 発売
【初回生産限定盤】CD+DVD ¥4,212(税込)
【通常盤】CD ¥3,240(税込)

■書籍情報
「ウィーアーリトルゾンビーズ」
6月6日(木) 発売予定
著者:長久允
体裁:四六判ソフトカバー
本体予価:¥1,700(税別)

『ウィーアーリトルゾンビーズ』
6月14日(金)より全国公開
監督・脚本:長久允
出演:二宮慶多 水野哲志 奥村門土 中島セナ 佐々木蔵之介 工藤夕貴 池松壮亮 初音映莉子 村上淳 西田尚美 佐野史郎 菊地凛子 永瀬正敏 康本雅子 夏木ゆたか 利重剛 五月女ケイ子 山中崇 佐藤緋美 水澤紳吾 黒田大輔 忍成修吾 長塚圭史 池谷のぶえ 戌井昭人 赤堀 雅秋 清塚信也 山田真歩 湯川ひな 松浦祐也 渋川清彦 かっぴー いとうせいこう CHAI 菊地成孔 森田哲矢(さらば青春の光) 吉木りさ(声) 柳憂怜 三浦誠己
配給:日活

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