恒松祐里、濱正悟、浜野謙太、オダギリジョーらが出演!松本穂香 × 渋川清彦『酔うと化け物になる父がつらい』

秋田書店のWebサイト「チャンピオンクロス」にて連載され反響を呼んだ、菊池真理子が自身の実体験にもとづき描いたコミックエッセイを、松本穂香と渋川清彦のダブル主演で映画化する『酔うと化け物になる父がつらい』が、2019年に公開となる。このほど、本作のキャストとして、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太、オダギリジョーらが出演することが発表された。

本作では、父は毎日アルコールに溺れ、母は新興宗教信者という両親のもとに生まれた主人公・田所サキが、酔って化け物となった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていく姿を描く。出演は、主人公・田所サキ役に松本穂香、アルコールに溺れる父・田所トシフミ役に渋川清彦、新興宗教信者の母親役にともさかりえ、サキの妹・田所フミに今泉佑唯。監督は、映画&ドラマ『ルームロンダリング』を手掛けた片桐健滋が務める。

主人公・田所サキの親友で看護師のジュンに、NHK連続テレビ小説「まれ」やドラマ「真田丸」、映画『ハルチカ』など話題作に多数出演する若手実力派女優の恒松祐里。サキの恋人で小説家志望のエリート大学生・中村聡に、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のルパンブルー/宵町透真役で圧倒的な人気を誇り、今後の活躍に期待のかかる若手俳優、濱正悟。そして、父・田所トシフミの同僚・木下を、ファンクバンド、在日ファンクのリーダー兼ボーカルとして活躍し、NHK連続ドラマ小説「まんぷく」への出演などドラマや映画に引っ張りだこの浜野謙太が演じる。

このほか、田所トシフミの麻雀仲間の3人組、白石(ハク)に宇野祥平、發田(ハツ)に森下能幸、中谷(チュン)に星田英利、彼らが集うスナック「幸子」のママに安藤玉恵と実力派俳優が集結。酒とタバコと麻雀が欠かせない彼らの、息の合った宴が見どころだ。そして、物語の鍵となる“ある場面”にオダギリジョーが出演する。

キャスト コメント

■恒松祐里(ジュン役)
サキの《自称》親友役のジュンを演じさせて頂きました!恒松祐里です。ジュンは明るくてお節介おばさんのような一面のある子でした。そのオバさん感を出す為に撮影中は家でひたすらおばさんの動画を検索して役作りをしました。家庭環境の影響で人に対して心を開きにくくなってしまったサキの心の中に、いつのまにかズカズカ入り込んでいるジュンでいれたら良いな、そんなジュンが少しでもサキの心を温められたらいいなと思いながら演じました。

■濱正悟(中村聡役)
原作、台本を読ませて頂き、お酒を呑む機会が多い自分にとって、よく考えるべきテーマだと感じました。戦隊ドラマ出演後、初のお芝居の現場で非常に刺激的な役どころでした。未熟なりに精一杯、中村聡を演じさせて頂きました。短い期間でしたが、片桐組に、そして素敵な現場で素敵な方々とご一緒させて頂き、本当に感謝です。是非、劇場にてご覧下さい!!

■浜野謙太(木下役)
切り口が最高に切なくてでも可笑しくて、こういう物語は役者さんの味わい深さが試されるんだと思うんですが、そういう現場で渋川さんとご一緒できてとにかく幸せでした。渋川さんの味わいを全身で浴びて酔っ払い、いいほろ酔い状態でした。気持ち良かったぁ~。いや嘘っ、一瞬化け物になりました。辛かった~。下戸の役なんですが。

『酔うと化け物になる父がつらい』
2019年、全国公開予定
監督:片桐健滋
原作:菊池真理子「酔うと化け物になる父がつらい」(秋田書店刊)
脚本:久馬歩(プラン9) 片桐健滋
出演:松本穂香 渋川清彦 今泉佑唯 恒松祐里 濱正悟 安藤玉恵 宇野祥平 森下能幸 星田英利 オダギリジョー 浜野謙太 ともさかりえ
配給:ファントム・フィルム

©「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会