レディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」が主題歌に!岡田准一『ザ・ファブル』予告編

「週刊ヤングマガジン」にて連載中で、単行本累計部数は280万部を突破、2017年度講談社漫画賞「一般部門」を受賞した南勝久による人気コミックを、主演に岡田准一を迎えて実写映画化した『ザ・ファブル』が、6月21日に公開される。このほど、本作の主題歌がレディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」に決定し、併せて、予告編がお披露目となった。

“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だったが、ボスから「1年間殺し屋を休業し、一般人として普通の生活を送ること」というミッションが与えられる。ファブルは、“佐藤アキラ”という偽名を使い、相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。そんな中、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する。

レディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」は、2011年5月23日にリリースされたレディー・ガガの3枚目のアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』からのタイトル・トラック、そして同年2月11日に先行シングルとして発売された楽曲であり、レディー・ガガの代表曲のひとつである。レディー・ガガが日本映画に楽曲を提供するのは、本作が初となる。

今回、プロデューサーを含む製作陣の「岡田准一さんをはじめ豪華な俳優陣に演じていただいた個性的すぎるキャラクターたちをまるごと包み込めるくらいのスケール感あるアーティストに主題歌をお願いしたいという想い」、そして、「『あなたの人生はそのままで素晴らしい』という強いメッセージを放つこの曲は、特殊な環境の中で必死に生きる主人公のファブル/アキラをはじめ、様々な事情を抱えるすべてのキャラクターたちの人生を肯定してくれる内容になっており、映画の世界観とも合致する」と、楽曲の使用を熱望。楽曲使用の依頼が世界中から殺到しているレディー・ガガ側との交渉は困難を極めたが、昨年からの粘り強い交渉の末、彼女の代表曲であり、世界的名曲と呼び声の高い「ボーン・ディス・ウェイ」を主題歌として提供するという異例のコラボレーションが実現した。

予告編では、ファブル/アキラが実は猫舌というおちゃめな面が明かされるほか、初めて出会った一般人の女性ミサキと出会う事で、殺し屋としての人生しか知らなかったファブルが、一人の“普通”の人間として、初めて自分から誰かを助けたいと決意する姿が描かれる。そこからの救出ミッションに挑む姿に「ボーン・ディス・ウェイ」が重なり、<あなたの人生はそのままで素晴らしい>という強いメッセージ溢れるダンスミュージックと、ファブルが殺さずに戦う超絶アクションが見事にマッチしている。


Photo by Collier Schorr

■プロデューサー コメント
レディー・ガガさんは世界的に人気のアーティストであり、また日本の映画に楽曲を提供されたことはこれまで一度もないため、非常にハードルが高いことが予想されました。しかし、この映画を日本映画の枠を超えていく作品にしたいという想い、そして岡田准一さんをはじめ豪華な俳優陣に演じていただいた個性的すぎるキャラクターたちをまるごと包み込めるくらいのスケール感あるアーティストに主題歌をお願いしたいという想いから、思い切って提案をしたところ、ご快諾いただけました。我々製作側の強い想いを実際にアメリカに足を運んでレディー・ガガさんの関係者の方に伝える機会をユニバーサル ミュージックさんがご用意してくれたこと、そしてレディー・ガガさんが日本という国をとても大切に思ってくれていることが実現の理由ではないかと思います。今回主題歌に起用させていただいた曲は、レディー・ガガさんの人気と実力を世に知らしめた代表曲「ボーン・ディス・ウェイ」です。「あなたの人生はそのままで素晴らしい」という強いメッセージを放つこの曲は、特殊な環境の中で必死に生きる主人公のファブル/アキラをはじめ、様々な事情を抱えるすべてのキャラクターたちの人生を肯定してくれる内容になっており、映画の世界観とも合致します。映画と音楽の最高のハーモニーをぜひ映画館で楽しんでいただけたらと思います。

『ザ・ファブル』
6月21日(金) 全国公開
監督:江口カン
原作:南勝久「ザ・ファブル」(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本:渡辺雄介
主題歌:レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」(ユニバーサル ミュージック)
出演:岡田准一 木村文乃 山本美月 福士蒼汰 柳楽優弥 向井理 木村了 井之脇海 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 宮川大輔 南出凌嘉 好井まさお 加藤虎ノ介 粟島瑞丸 六角精児 モロ師岡 佐藤二朗 光石研 安田顕 佐藤浩市
配給:松竹

【ストーリー】 どんな相手も6秒以内に殺す―。“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。「1年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」。ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!【絶対に殺してはいけない】指令のもと、ファブルは絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―!?

©2019「ザ・ファブル」製作委員会