ボイメン 田中俊介、韓国でオープンした劇中カフェの一日店長に!原作者・吉本ばななも来店!『デットエンドの思い出』

国内はもちろん、翻訳された数多くの小説が海外でも高い人気を誇る作家・吉本ばななが、自身の最高傑作と語る小説を、主演に少女時代のチェ・スヨン、共演にBOYS AND MENの田中俊介を迎えて映画化した『デッドエンドの思い出』が、2月16日より公開中。このほど、3月26日に韓国・ソウルのギョドンにて、本作の韓国公開を記念したイベントが行われ、ロケ地となった名古屋の「エンドポイントカフェ」をモチーフにした「ソウルエンドポイントカフェ」が出現。カフェの店長・西山役を演じた田中俊介が一日店長を務めた。

田中は、映画さながらエプロン姿で一日店長を務め、イベントでは、本作が名古屋でオールロケを行なったことにちなみ、ロケ地である名古屋を象徴する食べ物として、映画に登場した味噌トーストがふるまわれた。

味噌トーストは株式会社ナカモの名古屋味噌を甘めに味付けし、チーズなどを加えたホットサンドで、名古屋の「エンドポイントカフェ」で提供される味を再現したもの。さらに、西山店長(田中俊介)が出来たての味噌トーストとコーヒーを手にカウンターから客席までサーブし、映画の登場人物を疑似体験できる。

味噌トーストを味わった韓国の来店客は、「普段韓国で食べる塩気の強い味噌からは、想像できないまろやかな味付け」と、味噌トーストとコーヒーとの相性の良さに驚き、「味噌とは思えない」「家でも作って食べたい」と、口々に西山店長に感想を伝えていた。さらに、味噌トーストとあわせ、同じくナカモの「つけてみそかけてみそ」をポテトサラダにかけたオープンサンドも提供され、こちらも「日本の味、名古屋の味が手軽に味わえる」と喜ばれた。「ソウルエンドポイントカフェ」には、ソウルを訪問中だった原作者の吉本ばななも来店し、日本でも味わったことのない、パンと味噌の意外な組み合わせを楽しんだ。

『デッドエンドの思い出』
2月16日(土)より公開中
監督:チェ・ヒョンヨン
原作:よしもとばなな「デッドエンドの思い出」(文春文庫刊)
出演:チェ・スヨン(少女時代) 田中俊介(BOYS AND MEN)
配給:アーク・フィルムズ

【ストーリー】 30歳を目前にしたごく普通の日々を送っていた韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)。ひとつだけ気にかかっている事があるとすれば、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュとの未来だった。そんなユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。久々の再会を待ちわびていたユミが、テギュのアパートで見たのは、見知らぬ女性の姿だった。突然知らされたテギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまようユミ。そんな彼女がたどり着いたのは、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェだった。エンドポイントのオーナー・西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集うちょっぴりおせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で確実に何かが変わり始めた…。

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