レイフ・ファインズが構想20年を経て監督・出演する『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』ポスタービジュアル

『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ『シンドラーのリスト』『グランド・ブタペスト・ホテル』など数々の名作の出演で知られるレイフ・ファインズ監督・出演作『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』の公開日が、5月10日に決定し、併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

俳優としても評価の高いレイフ・ファインズ監督が構想20年を経て、満を持して発表する最新作は、世界三大バレエ団で活躍し、バレエ史に燦然と輝く伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの、若き日からパリでの亡命にいたるまでの光と影を描く。

主演は、オーディションによって見出された現役のタタール劇場のプリンシパル、オレグ・イヴェンコ。共演は『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルホプロス、そして『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』のヒットも記憶に新しいバレエ界の異端児セルゲイ・ポルーニン。本物のバレエダンサーたちによってバレエ界のリアルな様子も描かれる。

『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』
5月10日(金) TOHOシネマズ シャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督・出演:レイフ・ファインズ
脚本:デヴィッド・ヘアー
出演:オレグ・イヴェンコ セルゲイ・ポルーニン アデル・エグザルホプロス ルイス・ホフマン チュルパン・ハマートヴァ ラファエル・ペルソナ
配給:キノフィルムズ/木下グループ

【ストーリー】 ひとりの若者が、黒いベレー帽に黒っぽい細身のスーツ姿で、レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)からパリへ向かう飛行機の中にいる。時は1961年。ルドルフ・ヌレエフ(オレグ・イヴェンコ)はまだ伝説のダンサーでもなければ、尊大な人間にもなっていなかった。世界に名だたるキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)の一員として、海外公演のために彼は生まれて初めて祖国ソ連を出た。若きヌレエフはパリの生活に魅せられ、この魅惑の街で得られる文化、芸術、音楽のすべてを貪欲に吸収しようとしていた。だが、その一挙一動はKGBの職員に監視されていた。やがてフランス人女性クララ・サン(アデル・エグザルホプロス)と親密になるが、その一連の行動により、政府からの疑惑の目はますます強まる。その後、ヌレエフは信じがたい要求をつきつけられ、苦渋の決断を迫られる。それは、収容所に連行され、踊りを続けることすらままならない未来を暗示するものだった。1961年6月16日、パリ、ル・ブルジェ空港。他の団員たちがロンドンへ旅立ち、KGBと共に空港に残されたヌレエフがくだした決断とは―。

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