ジュリア・ロバーツ × ルーカス・ヘッジズ 息子を全力で守る母の愛と家族の絆を描く『ベン・イズ・バック』場面写真

息子を全力で守ろうとする母の決して諦めない愛と家族の絆をサスペンスフルに描く、ジュリア・ロバーツ主演、ルーカス・ヘッジズ共演の映画『ベン・イズ・バック』が、5月24日より公開となる。このほど、場面写真がお披露目となった。

本作は、クリスマスイブの朝にドラッグ依存症の療養施設から突如帰ってきた息子のベンと、愛するが故に息子を信じ続ける母ホリーの愛情、そしてベンの帰宅によって、思わぬ試練が降りかかる家族の絆をサスペンスフルに描く。

場面写真は、ドラッグ依存症の療養施設から抜け出し、家族の元に戻ってきた息子ベン(ルーカス・ヘッジズ)が母ホリー(ジュリア・ロバーツ)と再会のハグを交わすシーンや、妹アイヴィー(キャスリン・ニュートン)の姿など、不安なクリスマスイブを過ごすバーンズ一家を捉えている。何かを気にするような面持ちで誰かと電話をするベンや、ホリーとベンが衝突したり抱き合ったりと互いに苦悩する様子、継父ニール(コートニー・B・ヴァンズ)とアイヴィーが真剣な表情で家族の行く末を案じるようなカットなど、一年でも最も幸せな一日になるはずのクリスマスイブに、ベンが突如帰ってきたことで大きなトラブルが起きる予兆が感じられる。

監督・製作・脚本を手掛けたのは、ベン役のルーカスの父であり、『ギルバート・グレイプ』原作・脚本のピーター・ヘッジズ。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で孤児になったばかりの少年役を演じ、第89回アカデミー賞にノミネートされたルーカスの演技力に魅せられていたジュリアは、ルーカスをベン役に起用すべきだとピーターに直接リクエストし、ヘッジズ親子の初タッグが実現した。

ルーカスは、「僕は生まれてからずっと、父の映画には絶対に出ないとはっきり宣言してきたんだ。自分の父親が監督する映画に出るなんて、考えただけで居心地が悪くなった。とにかく気まずくて変な気持ちになった」とコメント。父との仕事を一切ないものとしてきたものの、ジュリアからの熱烈なラブコールがルーカスの気持ちを覆し、「ジュリア・ロバーツが、僕にベンを演じてほしがっていると知った時は、もうクレイジーだったよ。ジュリアは、遥か彼方の国の人のような感じがしていたから、彼女が僕と共演したがるなんて、もの凄く嬉しかった。それから脚本を読み、本当に圧倒されたんだ」と、父の書いた脚本に改めて感銘を受けると共に、キャリアの新たな扉を開くことを決断。オファーを受けた当時の喜びを振り返っている。

『ベン・イズ・バック』
5月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
監督・製作・脚本:ピーター・ヘッジズ
出演:ジュリア・ロバーツ ルーカス・ヘッジズ キャサリン・ニュートン コートニー・B・ヴァンス
配給:東和ピクチャーズ

【ストーリー】 クリスマスイブの朝、19歳のベン(ルーカス・ヘッジズ)は実家に突然戻り家族を驚かせる。薬物依存症の治療施設を抜け出し帰ってきたのだ。久しぶりの再会に母ホリー(ジュリア・ロバーツ)は喜び、温かく迎え入れた。一方、疑い深い妹アイヴィー(キャサリン・ニュートン)と良識ある継父のニール(コートニー・B・ヴァンス)は、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。両親はベンに、24時間のホリーの監視を条件に、一日だけ家での滞在を認めた。その夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。これはベンの過去の報いに違いない。誰か分からないが昔の仲間の仕業だ。凍てつくような夜、ベンは犬を取り戻しに飛び出す。それを追うホリー。ベンが過去を清算しようとする中で、息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気づき、全力で守ることを決意する。だがベンはホリーの前から姿を消してしまう…。

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