池田エライザ × 中田秀夫監督『リング』シリーズ最新作『貞子』特報映像

見た者は1週間後に呪い殺されるという呪いのビデオの恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、中田秀夫監督が映画化した『リング』(1998)。そのシリーズ最新作で、中田秀夫監督が再びメガホンをとり、主演に池田エライザを迎えた映画『貞子』が、5月24日より公開される。このほど、本作の特報映像がお披露目となった。

本作は、ビデオテープを介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定が観る者の恐怖を掻き立て、興行収入20億円を超える大ヒットを記録、社会現象を巻き起こした『リング』シリーズ最新作。病院で心理カウンセラーとして働く茉優は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める。

本作で新ヒロイン・秋川茉優役に抜擢されたのは、若手実力派女優として躍進著しい池田エライザ。茉優と共に事件に巻き込まれ、解決へと導いていく石田祐介役を塚本高史。茉優の弟で、貞子の呪いを呼び起こすきっかけとなるYouTuberの秋川和真を清水尋也。記憶を無くし、茉優の病院で保護される謎の少女役を姫嶋ひめか。茉優の同僚の精神科医・藤井稔役を桐山漣。そして、少女の母親である祖父江初子役をともさかりえが演じる。監督を務めるのは、中田秀夫。同シリーズでメガホンをとるのは、ハリウッド版『ザ・リング2』以来、14年ぶりとなる。

特報映像は、池田エライザ演じる心理カウンセラーの茉優の弟で、YouTuberの和真(清水尋也)が、火事で焼け焦げた団地の一室へと潜入する自撮り映像から始まる。立ち入り禁止の室内で壁一面に貼られたお札が映し出された直後、和真が何かを発見し、驚いた表情を最後に、映像が乱れる。動画サイトでその映像を見ていた茉優が映像をコマ送りで巻き戻すと、和真の背後に何やら怪しい影が。そこに映っていたのは、長い黒髪に白い衣装をまとった貞子…。映像内では、「きっと来る~♪」でおなじみの初代『リング』の主題歌を現代的にアレンジした「feels like`HEAVEN’」が流れる。本楽曲を圧倒的に歌い上げるアーティストとは一体誰なのか?

『貞子』
5月24日(金)全国ロードショー
監督:中田秀夫
原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)
脚本:杉原憲明
出演:池田エライザ 塚本高史 清水尋也 姫嶋ひめか 桐山漣 ともさかりえ
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 病院で心理カウンセラーとして働く茉優(池田エライザ)は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める―。一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介(塚本高史)の薦めでYouTuberとなった、茉優の弟・和真(清水尋也)は再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込むが…。

©2019「貞子」製作委員会