福山翔大「いただいた作品の中で、どれだけ輝けるか」 映画『JK☆ROCK』完成披露舞台挨拶レポート

才能がありながら音楽への気持ちを諦めた大人気バンドの元ボーカルが、初心者の女子高生バンドを指導し情熱を取り戻していく姿を描く、期待の若手俳優・福山翔大が初主演を務める青春映画『JK☆ROCK』が、4月6日より公開される。このほど、2月25日に東京・神楽座で本作の完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの福山翔大、山本涼介、DROP DOLL(チヒロ、ユイナ、ユキノ)、六車俊治監督が登壇した。

本作は、映画『恋人はスナイパー』(2004)やTVシリーズ「仮面ライダーアギト」などを手がけた六車俊治監督による完全オリジナル作品となる青春映画。二人の「JOE」を中心に絶大な人気を誇っていた、自身の所属するロックバンド「JoKers」の突然の解散をきっかけに、音楽を捨ててくすぶっている主人公・海江田丈は、初心者女子高生バンドを指導することになり、彼女たちのひたむきな姿を通して音楽への情熱を取り戻していく。

才能がありながらも音楽への気持ちを諦め、別の道に進もうとする主人公・丈を演じる福山。本作で映画初主演を務めた福山は、その思いについて「嬉しかったですし、プレッシャーもありましたけど、1つの役をやるということでは、今までやってきたことと変わらないので、堂々と演じた」と胸を張った。

また、「JoKers」では丈と人気を二分し、解散と共にアメリカデビューを果たしたもう一人の「JOE」香月丞を演じる山本。「爽やかで売ってます」という山本だが、今回はクールな役どころということで「カリスマロックスターの役だったので、『俺はスターだ』と思いながら演じることを意識」したことを明かした。

本作が“踏み出せない一歩をくれる映画”ということにちなみ、“今後一歩踏み出して挑戦したいこと”が披露される場面も。「今は実家に住んでいて一人暮らしをしてみたい」という山本は「家に帰ったらご飯もあるし、洗濯もしてくれる。生きることに対して飢えが足りない。もっと自分を追い込みたい」とコメント。

対して福山は「日々挑戦」と述べつつ、「上京して5年目。一個一個の積み重ねでここまで来たなという感覚。どんな役をやりたいというよりも、いただいた作品の中で、どれだけ輝けるかに対して集中していきたい」と熱く語っていた。

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『JK☆ROCK』
4月6日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:六車俊治
脚本:谷本佳織
音楽:遠藤浩二
音楽指導:横川雄一
主題歌:DROP DOLL「シークレットボイス」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
出演:福山翔大 山本涼介 小林亮太 熊谷魁人 早間千尋(DROP DOLL . チヒロ) 結那(DROP DOLL . ユイナ) 三宅ゆきの(DROP DOLL . ユキノ) 吉本実憂 金井勇太 橋本マナミ 若旦那 吹越満 本田博太郎 高島礼子 西村まさ彦
配給:ファントム・フィルム

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