高橋一生が川口春奈にタイムパラドックスを力説する本編映像『九月の恋と出会うまで』

“書店員が選んだもう一度読みたい文庫”恋愛部門第1位に選ばれた、松尾由美による同名小説を、高橋一生と川口春奈のダブル主演で映画化した『九月の恋と出会うまで』が、3月1日より公開される。このほど、タイムパラドックスに翻弄されながらも、二人で困難を乗り越える姿を映した本編映像がお披露目となり、併せて、高橋一生から電話が掛かってくるキャンペーンが実施されることが決定した。

不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口春奈)と小説家を志す隣人・平野(高橋一生)。ある日、志織の部屋から聞こえた“未来からの誰かの声”によって、志織は一命を取り留める。しかし平野は志織に<タイムパラドクス>が生じることに気づく。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた。

本作は、高橋のキャリアの中での初恋愛映画主演作であり、そんな高橋との共演が夢だったと話す川口がダブル主演で初共演を果たした。監督は、『探検隊の栄光』や『猫なんかよんでもこない。』、『わたしに××しなさい!』を手掛けた山本透が務める。

事故に巻き込まれ命を落とすはずだった志織は、「あなたに、危険が迫っている」というタイムリープ(時空を超えて)で届いた未来からの声に命を救われる。しかし、志織が助かったことにより、未来からの声がもう志織を助ける必要がなくなり、一年後に志織の存在が消えてしまう“未来と過去の矛盾”《タイムパラドックス》が生まれることを平野が推測し、志織を助けようと奮闘する。特別映像では、あまりに現実的ではない話を志織から打ち明けられた平野が、「信じますよ、僕は」と突拍子のない話にも耳を傾け、「来年も必ず、誕生日は来ます」と志織を勇気づけるなど、二人で困難を乗り越えていこうと決意し、一途に志織を想い続ける姿が収められている。

高橋は本作のタイムリープについて、「過去や未来にはどうやっても行けない。しかし、過去をもう一回考え直す、過去に起きた価値は変えることができる。過去を後悔するのではなく、反省して改善していけばそれはきっと“今を変えることに繋がる”と考えます。今を変えていけば未来も変わっていきますし、そう思うとタイムリープというものは起きているのかもしれません」と、“過去を見直し、それを活かして今を生きることで未来を変える”ことに繋げるというタイムリープの一つの考え方を語る。本作の平野も、志織を助けるため自分の殻を破り、今の自分を変えていきながら成長していく。

また、高橋一生から電話が掛かってくるキャンペーンが実施中。所定の番号に電話を掛けると、時空を超えて高橋から折り返しの電話が掛かってくる内容となっており、作品の世界観を感じることができる。一体なんと声を掛けてもらえるのか?
※時空を超える一途な想いキャンペーン詳細
URL:wwws.warnerbros.co.jp/kugatsunokoimovie/mirainokoe-cp/

『九月の恋と出会うまで』
3月1日(金) 全国ロードショー
監督:山本透
原作:松尾由美「九月の恋と出会うまで」(双葉社刊)
主題歌:androp「Koi」(image world / ZEN MUSIC)
出演:高橋一生 川口春奈 浜野謙太 中村優子 川栄李奈 古舘佑太郎 ミッキー・カーチス
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口春奈)は、小説家志望の隣人平野(高橋一生)と運命的に出会う。そして、新しい部屋で突然聞こえてきた不思議な声―。「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」それは強盗殺人にあうところだった志織を助けようと時空を越えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織に<タイムパラドクス>が生じることに気付く。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた。必死に自分を助けようとする平野に惹かれていく志織だったが、平野との別れは近づいていた―。

(C)松尾由美/双葉社 (C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員