岸井ゆきの × 成田凌『愛がなんだ』Homecomingsによる主題歌「Cakes」入り予告編&ポスタービジュアル

『空中庭園』、『八日目の蝉』、『紙の月』など数々の著作が映画化されてきた直木賞作家の角田光代が2006年に発表した同名恋愛小説を、主演に岸井ゆきの、共演に成田凌を迎えて映画化した『愛がなんだ』が、4月19日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、主題歌がHomecomingsによる「Cakes」に決定した。

本作は、仕事や友人、自身の生活全てを犠牲にしてもいいほどの“愛”を持ったテルコと、彼女を取り巻く様々な人物を描いた恋愛群像劇。28歳のOL・テルコは、一目ぼれしたマモルに自分の時間のすべてを捧げているが、ある日、マモルの態度が急に冷たくなり、連絡が突然途絶えてしまう。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて会いに行くテルコだったが、隣には年上の女性・すみれがいた。

主人公テルコを演じるのは、『ピンクとグレー』、『森山中教習所』、『友だちのパパが好き』などに出演、初主演映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「まんぷく」にたかちゃん役で出演する岸井ゆきの。マモル役には、ファッション誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルで、今年は『チワワちゃん』、『さよならくちびる』(5月公開)に出演する成田凌。このほか、テルコと最も近しい友人である葉子役を深川麻衣、葉子に想いを寄せるナカハラ役を若葉竜也、すみれ役を江口のりこが演じる。監督は、『サッドティー』、『知らない、ふたり』、『パンとバスと2度目のハツコイ』などを手掛け、伊坂幸太郎の同名小説を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』(今秋公開)でメガホンを取る今泉力哉が務める。

主題歌は、京都を拠点に活動する4ピースバンド、Homecomingsによる「Cakes」。アコースティックなメロディに載せた優しい歌声が物語を彩る。

■Homecomings コメント
こんな風にまどろっこしくて愛おしくて、なんだかかっこ悪いけど人ごとじゃないような恋を2時間ちょっとの映画の中に収められるのは今泉監督だけなんじゃないかな、と思いました。私の歌でも僕の歌でもないし、君の歌でもないけれど、マモちゃんにとってもテルコにとっても、ナカハラくんにも葉子にも、それがまるで自分のことのように思える歌にしたかったのです。

『愛がなんだ』
4月19日(金)、テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督:今泉力哉
脚本:澤井香織 今泉力哉
出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子 江口のりこ
配給:エレファントハウス

【ストーリー】 28歳のOLテルコ(岸井ゆきの)は、一目ぼれしたマモル(成田凌)に想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれ(江口のりこ)がいた…。

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