ポール・バーホーベンが皮肉!『スターシップ・トゥルーパーズ』リブート版を「トランプ時代とマッチ」!!

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Collider

『スターシップ・トゥルーパーズ』のリブート化が先日発表され、ファンの間で賛否両論が巻き起こるなか、オリジナルの監督であるポール・バーホーベンがリブート版についてインタビューで答えた。Colliderほか米メディアが伝えている。

1959年のロバート・A・ハインラインによるSF小説を、バーホーベンならではの風刺的な切り口で描いた1997年のオリジナルとは異なり、リブート版は製作サイドによると原作に忠実に描かれるようだ。これについてバーホーベンは、リブート版が原作の軍隊的な考えとファシズムのスタンスに傾くことを懸念し、現在の政治傾向に完璧にマッチしているとも感じている。

「私たちの哲学は原作と全然違う。私たちは物語に二重の意味を持たせたくて、一つは若い少年少女が戦う冒険物語、もう一つは彼らが心の中で無意識のうちにファシズムへ向かっていることを描きたかった」

「今回のリブートの製作チームはもっと原作に戻るべきだと記事の中で話していた。私たちは逆に、小説から離れる努力をいっぱいした。なぜなら私たちは、原作がファシズムで軍隊主義だと感じたからだ。原作に忠実なリブート版は、トランプ政権にとてもフィットするだろう」