石川由依、島﨑信長、嶋村侑、下野紘、大塚芳忠、朴璐美、大塚明夫が日本語吹替版キャストに決定!『移動都市/モータル・エンジン』

『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』3部作の監督、脚本、製作者として世界的に知られるピーター・ジャクソンが、ヘラ・ヒルマー主演で贈る壮大な冒険物語『移動都市/モータル・エンジン』が3月1日より公開される。このほど、本作の日本語替版キャストとして、石川由依、島﨑信長、嶋村侑、下野紘、大塚芳忠、朴璐美、大塚明夫が参加することが発表された。

イギリスの作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を原作とする本作。舞台は、たった60分で文明を荒廃させた最終戦争から数百年後の世界。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らすことを選択し、地上は都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えていた。この荒れ果てた地を支配する巨大移動都市・ロンドンは、捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。主人公へスターは、母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入し、反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまった青年トムたちと共に、「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げるが、“謎の追跡者”に命を狙われる。

主人公へスター役(ヘラ・ヒルマー)の日本語吹替版声優を務めるのは、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」で主人公ヴァイオレット・エヴァーガーデンや、アニメ「進撃の巨人」でヒロインのミカサ・アッカーマンを演じた石川由依。へスターとともに壮大な冒険へと身を投じる青年トム役(ロバート・シーアン)には、「ソードアート・オンライン アリシゼーション」でユージオや、アニメ「Free!」で主人公の七瀬遙を演じた島﨑信長。聡明で探究心に溢れたヴァレンタインの娘キャサリン役(レイラ・ジョージ)には、アニメ「Go!プリンセスプリキュア」で主人公キュアフローラや、「進撃の巨人」でアニ・レオンハートを演じた嶋村侑。キャサリンと共にロンドンの秘密を暴こうと奮闘するベヴィス役(ローナン・ラフテリー)には「進撃の巨人」でコニー・スプリンガーや、本年より放送開始のアニメ「鬼滅の刃」で我妻善逸を演じる下野紘が抜擢された。さらに、巨大移動都市ロンドンで圧倒的な権力を持つ男ヴァレンタイン役(ヒューゴ・ウィーヴィング)の吹替には、声優界の圧倒的レジェンド大塚芳忠。へスターやトムをサポートする反移動都市同盟リーダーのアナ役(ジヘ)には、「鋼の錬金術師」で主人公エドワード・エルリックや、「進撃の巨人」でハンジ・ゾエを演じた朴璐美。へスターの命を狙う謎の追跡者シュライク役(スティーヴン・ラング)には、「攻殻機動隊S.A.C」シリーズのアニメや実写映画版で戦闘サイボーグのバトーを演じた大塚明夫と、ベテラン声優陣が集結した。

日本語吹替版キャスト コメント

■石川由依(へスター・ショウ役)
都市が移動して、生き残りをかけて喰らい合う世界…。その設定を聞いただけでワクワクが止まりません!弱肉強食の世界で、どんなに過酷な状況でも目的を遂行するために熱く立ち向かうヘスターの強さや怒りを、しっかりと演じていきたいです。

■島﨑信長(トム・ナッツワーシー役)
戦闘員でも工作員でもない普通の青年であるトムが、何も分からぬまま危機的状況に巻き込まれるも、諦めずに必死に抗っていく姿がお気に入りです。子供の頃からロード・オブ・ザ・リングが大好きで吹替え版を家族でよく見ていたので、まさか大人になって自分が声優として参加させていただけるなんて、とても光栄に思います。モータル・エンジンも、吹替え版でも皆様に夢中になってもらえるように精一杯取り組みたいです。

■大塚芳忠(サディアス・ヴァレンタイン役)
ヒューゴ・ウィーヴィングの益々渋く、益々ニヒル…。この超大作の中でまた彼の演技に当てられるなんて夢のようです!ぜひご期待ください!!

■朴璐美(アナ・ファン役)
世界観の創り込みに鳥肌モノ!“都市が都市を喰う”ってキャッチコピーですけど、「あ、これは映画に取り込まれる作品だ」と、言っていいほど、映像も音もすべてがダイナミックでした。今回の役を頂けて本当に有難いなと思うと同時に、「恐れずに変わらなきゃいけないな、(演じていても)自由にならなくちゃ」と感じましたし、観てくださる方の心を、作品を通じて鼓舞することができたら嬉しいです。

■嶋村侑(キャサリン・ヴァレンタイン役)
P・ジャクソン監督の新たな冒険ファンタジーに参加できて、とても光栄です。私が吹き替えを担当したキャサリンは、主人公ヘスターと対極にいるお嬢様です。でもやはり、現実と向き合う強さがあります。この映画の見所は沢山あって、アクションは勿論ですが、私は移動都市ロンドンの生活にとってもわくわくしました。この世界観を早く皆さんにも味わって頂きたいです。

■大塚明夫(シュライク役)
プリミティブな存在なのに暴れて追ってくる彼の純粋な愛情を表現できるか、どう皆様に届けるか、とても難しかった。呪いを背負った彼の思いをセリフに込め役になりきったので、まっすぐ物語へ入ってもらえると嬉しいです。

■下野紘(ベヴィス役)
こんなにも壮大な作品に携われて、すごく嬉しいです。べヴィスは少しひねくれてるけど、悪いヤツではないので、キライにならないでもらえると嬉しいです(笑)。続編…あったらいいなぁ。そして、ベヴィスの出番、あったらいいなぁ。

『移動都市/モータル・エンジン』
3月1日(金) 全国公開
監督:クリスチャン・リヴァーズ
原作:フィリップ・リーヴ著/安野玲 訳「移動都市」(創元SF文庫刊)
製作:ピーター・ジャクソン
出演:ヘラ・ヒルマー ロバート・シーアン ヒューゴ・ウィーヴィング ジヘ ローナン・ラフテリー レイラ・ジョージ パトリック・マラハイド スティーヴン・ラング
日本語吹替キャスト:石川由依 島﨑信長 嶋村侑 下野紘 大塚芳忠 朴璐美 大塚明夫
配給:東宝東和

【ストーリー】 たった60分で文明を荒廃させた最終戦争から、数百年後の世界。残された人類は地を這う移動型の都市で暮らす事を選択し、地上は、都市同士が捕食しあう弱肉強食の世界へと姿を変えていた。この荒れ果てた地は、巨大移動都市・ロンドンによって支配されていた。ロンドンは捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続ける。小さな都市と人々は、その圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、へスター(ヘラ・ヒルマー)は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入。反移動都市同盟のアナ(ジヘ)、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトム(ロバート・シーアン)たちと共に「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げる中、“謎の追跡者”にまで命を狙われることに。人と都市を狩る“ロンドン”に隠された秘密とは?“謎の追跡者”は何故ヘスターの命を狙うのか?そして彼の正体は?

(C)Universal Pictures