吉岡里帆、DEAN FUJIOKA、志磨遼平(ドレスコーズ)、前野朋哉、桜井ユキら著名人より絶賛コメント!映画『チワワちゃん』

「ヘルタースケルター」や「リバーズ・エッジ」などの人気作を手掛けた漫画家の岡崎京子が1994年に発表した青春物語を、門脇麦主演、成田凌共演で実写化する映画『チワワちゃん』が、1月18日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

チワワを取り囲む若者たちの回想を軸に進む本作。主人公ミキ役には、『愛の渦』(2014)で注目を浴び、2018年エランドール賞新人賞にも輝いた門脇麦。チワワの元恋人・ヨシダ役には、若手最注目俳優の成田凌。ヨシダの親友・カツオ役には、2017年に『ナミヤ雑貨店の奇跡』で俳優デビューを果たした寛一郎。チワワの親友・ユミ役には、モデルや女優として活躍する玉城ティナ。そして、チワワ役に新人ながら大抜擢された吉田志織、チワワに想いを寄せるナガイ役を2014年に『2つ目の窓』で主演デビューした村上虹郎が演じる。さらに、ファッション誌のライターのユーコ役で栗山千明が友情出演し、カメラマンでチワワの新しい恋人のサカタ役に浅野忠信と、実力派俳優が脇を固める。監督と脚本は、2017年に『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』で商業映画デビューを果たした二宮健が務める。

著名人 絶賛コメント

■吉岡里帆(女優)
チワワちゃん♡音の響きを聞いただけでも関わっちゃいけない匂い。でもどうしてだろう…。こういう子と大笑いしてる時、何故か人生の最高な瞬間にいるような錯覚をする。画面に映る登場人物たち皆んながチワワちゃんと2ショットの瞬間が1番輝いて見える。不思議な女の子だな、チワワちゃん。好きになっちゃうな、チワワちゃん♡

■DEAN FUJIOKA(Musician,Actor)
ニノケンワールドの絶叫ローラーコースター”Chi Wa What!?”価値観の輪郭の限界をグチャグチャにされました。皆見るべき。

■志磨遼平(ドレスコーズ)
岡崎京子の詩情が現代の都市を現代の速度で駆け抜ける。すべては変わったようでいて、若者の姿だけはかつてと変わらない。あやうく、こわくて目も当てられない。ぼくらがそうだったように、今も誰かが若いのだ。

■前野朋哉(俳優・監督)
映画からタバコと香水と汗の匂いがする。とにかく五感の伝わり方がスゴい!チャクラ使いの二宮健監督は圧倒的な夢と現実を魅せてくれるんだ。勝手に日本のダニー・ボイルだと思ってます。

■東龍之介(俳優)
冒頭から迫るEDMの爆音でこの映画に支配された僕が居た。彼等の衝動に心が躍動し、左右され、高揚は最高潮に…。これは現実?幻想?夢は朝に覚めるだろう。若さって神出鬼没だ。まだヒリヒリするのは、寒風のせいかそれとも、彼等の見た果てにか…。追伸:こんな映画が観たかったです。

■木口健太(俳優)
ああ、人生何十回やり直してもこんな爆発みたいな青春は送れそうもないし、それは大半の人間がそうなんだろう。だから、憧れに似た嫉妬の中で今日を繰り返して生きていくんだ。

■桜井ユキ(女優)
目まぐるしく鮮やかな世界の中にとてつもない儚さがある。観た直後に、もう1度触れたいと感じる二宮監督作品の魅力。出どころのわからない嫉妬に襲われ、そしてまた魅せられました。

■白石和彌(映画監督)
大金盗んで走ったり、ビキニ着た女の子たちとプールでキスしたり、クラブで朝まで遊んだり、そんなこと1度もやったことないけど自分の物語ではないかと錯覚した。見終わってからもずっと疾走するチワワちゃんを探してしまう。20代でこんな映画撮ってしまう二宮監督に嫉妬しかない。ニノケン、この先どんな映画を撮るの?

■森直人(映画評論家)
白昼夢のようなバカ騒ぎ。その中を駿足で駆け抜けていく刹那の幻としてのチワワちゃん。ファスト&ラウドなデザインで、二宮健監督は偉大な原作を「自分のもの」として真摯に生き直している。

■松崎健夫(映画評論家)
理由なき不安に絶え間なく憂惧する、終わりの見えない日常。この映画は“21世紀の『市民ケーン』”の如き多角的視点で、岡崎京子の教典を現代の若者像に変換させている。

■須永貴子(ライター)
東京という街に誰よりも愛されて消費されて死んじゃったチワワちゃんの残像を、友人たちの言葉がかき乱す、東京ガールバージョンの羅生門。

『チワワちゃん』
1月18日(金)全国ロードショー
監督・脚本:二宮健
原作:岡崎京子「チワワちゃん」(KADOKAWA)
主題歌:Have a Nice Day!「僕らの時代」
出演:門脇麦 成田凌 寛一郎 玉城ティナ 吉田志織 村上虹郎 仲万美 古川琴音 篠原悠伸 上遠野太洸 松本妃代 松本穂香 成河 栗山千明 浅野忠信
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 SNSが普及した現代の東京。ありったけの若さを謳歌する男女のグループ。そのマスコット的存在だった“チワワちゃん(吉田志織)”が、ある日バラバラ遺体となって発見された。残された仲間たちが集まり、それぞれがチワワとの思い出を語りだすが、分かったことは誰もチワワの本名も境遇も本性も知らないままバカ騒ぎしたり、恋愛したり、エッチしたりしていたということだった―。

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