横浜流星、幼少時の写真を公開!「すごくヤンチャでした。弟が大好きすぎて…」 映画『愛唄 -約束のナクヒト-』親子試写会レポート

わずか157館ながら14.9億円の大ヒットを記録した2017年公開の映画『キセキ -あの日のソビト-』のキャストとスタッフが再集結した、GReeeeNの名曲「愛唄」の映画化となる横浜流星主演の青春物語『愛唄 -約束のナクヒト-』が1月25日に公開される。このほど、1月16日にT・ジョイPRINCE品川にて、本作の親子試写会が開催され、キャストの横浜流星、飯島寛騎、財前直見、富田靖子、川村泰祐監督が登壇した。

手をつなぐことさえせず、恋する勇気を持てないまま大人になった青年が、“友”と“詩”との出会いによって、恋に全力で駆け抜けていくさまを描いた本作。主人公・野宮透(トオル)を演じるのは、本作同様にGReeeeNの名曲「キセキ」を冠した『キセキ -あの日のソビト-』でGReeeeNメンバーのナビ役を演じた横浜流星。ヒロインの伊藤凪を、フジテレビ開局60周年特別企画「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」、映画『デイアンドナイト』(1月26日公開)に出演、第97回全国高校サッカー選手権大会の14代目応援マネージャーを務めた清原果耶が演じる。

親子試写会ということで、親子シーンを中心にトークがスタート。トオル役の横浜と、その母親役を演じた財前の共演シーンについて、横浜は「財前さんの持っている暖かい空気のおかげで、自分は息子としていることができた。(劇中で)叱られた後にちゃんと向き合えたのは良かった」と撮影を振り返った。

トオルの旧友、龍也を演じた飯島。小学生の頃に、とても親に怒られたという飯島は「妹にゲーム(のセーブデータを消されて)最初からにされた。結構、ムカついてストーブにサッカーボールをぶん投げたら、ボコボコに壊れて…」とほろ苦い思い出を明かした。

清原果耶が演じる凪の母親を演じた富田とは、前年に親子役で共演したという横浜。「あの時の親子役があったからこそ、逃げることなく向かい合えた」という富田に対し、横浜は「現場ではトオルとしていて、周りが見えていなかったので、富田さんに引っ張っていってもらった」と撮影を振り返った。

親子のエピソードにちなみ、キャスト陣の思い出の写真が公開されることに。幼稚園の頃の写真を公開した横浜は「こんな可愛いツラをしていますが、すごくヤンチャでした(笑)」とポツリ。「一個下の弟が大好きすぎて、母が洗濯中に弟を連れて外に行き、迷子になったり。買い物中に弟を連れて迷子になったり。家で遊びに夢中になりすぎて、弟と一緒に窓ガラスを割ってしまったり」とかなりのヤンチャぶりを明かした。

自身が大人になって親に思うことを聞かれた横浜は、「反抗期が長かったんですけど、一人暮らしをして親のありがたみに気づき、この作品をきっかけに親に感謝の気持ちを伝えることができた。より親を大切にしないといけないと、今更ですがようやく強く思えるようになった」としみじみ。「年末年始も実家に帰って、家族との時間を大切にしてました」とほっこりするようなエピソードを明かしてくれた。

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『愛唄 -約束のナクヒト-』
1月25日(金) 全国公開
監督:川村泰祐
脚本:GReeeeN 清水匡
音楽プロデューサー:JIN
出演:横浜流星 清原果耶 飯島寛騎 中村ゆり 野間口徹 成海璃子 中山美穂 清水葉月 二階堂智 渡部秀 西銘駿 奥野瑛太 富田靖子 財前直見
配給:東映

【ストーリー】 恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオル(横浜流星)に起きた、二つの出会い。元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)との再会、そして運命を変える詩との偶然の出会いにより、恋というものに生涯をかけて全力で駆けることになる。今まで手をつなぐことさえしてこなかったが、龍也の声に恋する勇気をもらい、その詩から、恋に生きる力をもらったトオル。詩と触れるキッカケをくれた比呂乃(成海璃子)との出会いを経て、ようやくめぐり会えた運命の少女・凪(清原果耶)。詩を綴ることをやめたその少女は、トオルに生きる意味を教えてくれた。しかし、彼女にはある秘密があった…。

©2018「愛唄」製作委員会