『ムーンライト』も手掛けたバリー・ジェンキンス監督、初来日決定!『ビール・ストリートの恋人たち』予告編

第89回アカデミー賞にて8部門にノミネート、作品賞ほか3部門を受賞した『ムーンライト』で世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督が、キキ・レイン、ステファン・ジェームスのW主演で贈る最新作『ビール・ストリートの恋人たち』が、2月22日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となり、併せて、監督を務めたバリー・ジェンキンスが、2月13日、14日に初来日することが決定した。

70年代のニューヨーク・ハーレムに生きる若い二人の愛と信念の物語を、圧倒的な映像美と叙情的な音楽で描き出す本作。原作は、オバマ大統領やマドンナらが敬愛し、今年はドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』が公開された、作家ジェームズ・ボールドウィンによる著書「ビール・ストリートに口あらば」。ジェンキンス監督は、長年この物語の映画化を熱望、前作『ムーンライト』の撮影以前に脚本を執筆し権利を獲得し、念願の映画化を果たした。

本作は、先日の第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、脚本賞、助演女優賞の3部門にノミネートされ、主人公の母親役で熱演を見せたレジーナ・キングが、助演女優賞を受賞。そのほか、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で脚色賞、助演女優賞、全米批評家協会賞で助演女優賞、サテライト賞で作品賞、助演女優賞など、数々の映画賞を受賞した。1月9日時点で、65映画賞を受賞、180のノミネートを記録している。

予告編では、ティッシュ(ステファン・ジェームス)とファニー(キキ・レイン)の愛をあたたかく包む家族や友人たちの姿と、彼らに降り掛かる過酷な運命が伺えるカットが映し出される。そして、安室奈美恵やMISIAも憧れるローリン・ヒルの圧倒的にロマンティックな歌声(曲:「やさしく歌って」)と、洗練された映像により紡がれる美しい世界観で、極上のラブ・ストーリーを感じさせる予告編に仕上がっている。

併せて、本作で監督を務めたバリー・ジェンキンスが、アカデミー賞授賞発表直前、そして“恋人たちの日”バレンタインとも重なる2月13日、14日に来日することが決定。ジェンキンス監督の来日は初となる。日本時間・2月25日に開催されるアカデミー賞授賞式を直前に控えた時期にもかかわらず、黒澤明や大島渚など日本映画へのリスペクトを公言するジェンキンス監督の強い希望で、異例の緊急初来日が実現した。 ※来日スケジュールの変更、キャンセルの可能性あり

『ビール・ストリートの恋人たち』
2月22日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本:バリー・ジェンキンス
原作:ジェームズ・ボールドウィン「ビール・ストリートに口あらば」
出演:キキ・レイン ステファン・ジェームス レジ―ナ・キング コールマン・ドミンゴ マイケル・ビーチ ディエゴ・ルナ エド・スクライン ブライアン・タイリー・ヘンリー デイヴ・フランコ ペドロ・パスカル
配給:ロングライド

【ストーリー】 1970年代、ニューヨーク。幼い頃から共に育ち、強い絆で結ばれた19歳のティッシュ(キキ・レイン)と22歳の恋人ファニー(ステファン・ジェームス)。互いに運命の相手を見出し幸せな日々を送っていたある日、ファニーが無実の罪で逮捕されてしまう。二人の愛を守るため、彼女とその家族はファニーを助け出そうと奔走するが、様々な困難が待ち受けていた…。

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