渋川清彦 主演!柴犬を連れた中年男3人の壮大な無駄話『柴公園』ドラマ第1話の場面写真

柴犬を連れた中年男性3人が街の公園で壮大な無駄話を繰り広げる、渋川清彦主演の『柴公園』のドラマ版が1月10日より放送開始、映画版が6月14日より公開される。このほど、ドラマ第1話の場面写真がお披露目となった。

都市開発が進む街の昔からある公園で柴犬を散歩する、あたるパパ、じっちゃんパパ、さちこパパ。3人の共通点は、古い街に突如建ったタワマンに越してきた、街の新参者にして柴犬を飼っていること。彼らは毎日散歩で顔を合わせるが、お互いの名前も知らない適度な距離感での付き合いだ。ところが、やたらIQの高い3人の会話は日に日にエスカレート。やがて3人の会話は壮大なる無駄話に変わっていく。

主人公・あたるパパ役を演じるのは、映画『ポルノスター』(1998)で役者デビューを果たしてから今年で俳優人生20年を迎える渋川清彦。じっちゃんパパ役には、『赤目四十八瀧心中未遂』、『キャタピラー』、『さよなら渓谷』の大西信満。さちこパパ役には、ドラマ「この世界の片隅に」で名演を見せたドロンズ石本。芝二郎役には「幼獣マメシバ」シリーズで主役を演じた佐藤二朗。このほか、ヒロイン・ポチママ役を桜井ユキ、胸が熱くなる校長先生役を山下真司、人気エンターテイメント集団BOYS AND MENの水野勝など多彩な顔ぶれが揃う。監督は、dTVドラマ「みんな!エスパーだよ!~欲望だらけのラブ・ウォーズ~」、映画『人狼ゲーム インフェルノ』や『ゼニガタ』を手掛けた綾部真弥が務める。

綾部監督は、バイプレイヤー(=脇役)として名が高い渋川を本作で主役に抜擢した理由について、「大人の渋味と少年のような生意気さが混在する渋川さんの、笑顔を撮りたいと思った。渋川さんの笑顔は強面の顔から突如現れる優しさで、見ている人を惹きつける。照れ笑い、苦笑い、そして、犬と戯れる満面の笑み。きっと、その顔がこの作品の柱になると思った」と語っている。

ドラマ「柴公園」
1月10日(木)よりテレビ神奈川ほか全国10局以上で放送
(放送局:テレビ神奈川、仙台放送、とちぎテレビ、群馬テレビ、テレ玉、チバテレ、TOKYO MX、KBS京都、サンテレビ、BS12 トゥエルビほか)
監督:綾部真弥 田口桂
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
出演:渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 蕨野友也 小倉一郎 螢雪次朗 山下真司 佐藤二朗

映画『柴公園』
6月14日(金)より全国のイオンシネマ・シネマート新宿ほか公開
監督:綾部真弥
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
出演:渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 松本若菜 山下真司 寺田農 佐藤二朗
配給:AMGエンタテインメント

【ストーリー】 都市開発が進む街の昔からある公園。柴犬を散歩するあたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)は、朝夕決まった時間にやって来る顔見知りで、犬の名前しか知らないフラットな関係性。ベンチに座って話すのは、決まって他愛の無い世間話。ところが、やたらIQの高い3人の会話は日に日にエスカレート。絶妙に噛合うアカデミックな会話と置いてけぼりの柴犬たち。3人の会話はやがて壮大なる無駄話に変わっていく…。

(C)2019「柴公園」製作委員会