エミリー・ブラントの夫でもある俳優ジョン・クラジンスキーは、米アマゾンが製作・ストリーミング配信するドラマシリーズで、新ジャック・ライアン役に抜擢されて話題になっているが、実はキャプテン・アメリカ役の最終選考のひとりにまで残っていた過去をがあったと明かした。
米人気トーク番組「コナン」に出演したクラジンスキーは、2010年に行われたキャプテン・アメリカのオーディションに参加した時に「僕はマーベル映画の大ファンで、スーパーヒーローが大好きだったから、このオーディションにかけていたんだ。それでカメラテストがあって、実際の衣装スーツも着てセットに入ったんだよ」と興奮気味に語った。
「撮影現場でスーツに着替えながら自分を見て、”最高だな”と思ったよ。その時はまだスーツを腰まで履いたばかりで、上半身は裸だけれど、自分でいうのもなんだけど、すごく似合っていると思った。最新作で兵士役になるために肉体改造した時ほどのマッチョじゃないけど、かなりイケてたよ。
そうしたら、マイティ・ソーの格好をしたクリス・ヘムズワースが突然やってきて、”やあ、どうも”って話しかけてきたんだ」
未来の共演者の登場で、クラジンスキーは残酷な現実に直面する。クリヘムの美マッチョボディが立派すぎて、クラジンスキーは生ソーを前に呆然とするばかり。
「こりゃだめだ。イケてるなんて思った俺がバカすぎる。俺はキャプテン・アメリカにはなれない」と自覚したという。
ということで、キャップ役はご存知の通りクリス・エヴァンスに。実際にはキャップ役オーディションにはチャニング・テイタム、ライアン・フィリップ、ギャレット・ヘッドランドといった錚々たるハリウッド俳優が名乗りをあげていたという。
ちなみに妻のエミリー・ブラントは、『アイアンマン2』でブラック・ウィドウに抜擢されていたが、他の作品出演を断ることができずにオファーを辞退し、代わりにスカーレット・ヨハンソンが出演することになったという経緯がある。(D姐)