【全起こし】横浜流星&清原果耶「飯島寛騎の弾き語りシーンでは感動して泣きました」映画『愛唄 -約束のナクヒト-』完成披露上映会レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。それではお話を伺っていきましょう。まずは横浜さん。『キセキ -あの日のソビト-』に続いてGReeeeN映画をプロジェクトした今作に今回、主演での参加。プレッシャーもあったと思いますが、現場を振り返られていかがだったでしょうか?あと、透という役を演じるにあたって、どんなことを思いながら演じられたのでしょうか?

横浜:そうですね。まずはやっぱり、役者として『キセキ -あの日のソビト-』でご一緒した方々とまたご一緒できることは本当に幸せだなと思っていましたし、脚本もGReeeeNさんが書かれているので、主演という立場でGReeeeNさんが伝えたいことをしっかりと一生懸命伝えないといけないということにすごくプレッシャーは感じていたんですけど、監督、キャスト、スタッフの皆さんに助けられて、もちろん透を演じていて辛かった部分もあったんですけど、撮影はすごく楽しく過ごすことができました。また、透を演じるにあたってすごく気を付けたことは、普通にリアルに演じてしまうと、ちょっとトーンが落ちてしまうので、そこは監督と話し合って、「落ちすぎないように」っていうのは意識しました。あとは、感情移入できるような役だと思うので、皆さんから発信されるお芝居を「素直に受け止め、素直に返す」っていうのを意識して撮影に臨んでました。

MC:客席の皆さんもなんとなく思っていると思いますが、今日のその衣装は、グリーン?

横浜:そうですそうです!GReeeeNさんなんで、グリーンにしました。

MC:なるほど、そうですよね!GReeeeNということでグリーン!

横浜:もちろんそうです。

MC:清原さん、笑っている場合じゃありませんよ!

清原:あ、ごめんなさいごめんなさい(笑)。グリーンだなぁと思って。

MC:これだけグリーン着こなす男が日本にいるだろうかというくらい似合っています。

横浜:ありがとうございます(笑)。

MC:では清原さん、今脚本のお話が出ましたけれども、初めて脚本を読まれたときにどう思われましたか?あと、詩人という役どころを演じる上で心掛けていらっしゃったことってどういうことでしょうか?

清原:そうですね、脚本を読んで…純粋に感動しました。こんなにピュアな物語を作って下さった監督だったりに感謝はしました。詩人の役を演じるにあたって、やっぱり凪は詩を書く女の子なので、凪が発する言葉の一つ一つに意味がある、全てに意味が籠ってしまうっていう表現にもなるかもしれないんですけど、透やたっちゃん、凪のお母さんなど色んな人に与える影響の大きさをしっかりと自覚して、その上で凪にいかに寄り添えるかを気を付けてお芝居をしました。

MC:監督、脚本制作はGReeeeNのメンバーの皆さんと、どんなやりとりがあったのでしょうか?

川村:実はすごく新鮮で面白くて、GReeeeNさんの一番の魅力って、この10年間ずっと愛されて歌い続けられている理由って、言葉の力かなと思っていて、予告ではもう流れているんですけど、透が「生きるってなんだよ」って言ったときに、凪が「夢中になるってことだと思う」と言う。こういう言葉がGReeeeNさんの中からどんどん出てきてて、ものすごく脚本を打ち合わせしてて面白くて。それで、今回の話って凪の詩をこの(透、龍也、比呂乃)3人の若者たちが読んで、どういう風に…っていうお話なんですけど、一番GReeeeNの言いたいこと、やりたかったことっていうのはある意味、凪の言葉に集約して詰め込んであるので、その辺も楽しんで観てもらえればなというのが一つです。もう一個いいですか?

MC:もちろんです!

川村:是非とも楽しみにしてもらいたいのが、この映画の音楽なんですけど、ほぼ全体をGReeeeNが手掛けています。映画音楽ってお芝居に合わせて色々調整したり、上がったり下がったりしなきゃいけないんですけど、それをやりつつも映画音楽がGReeeeNの音になってるんですよ。で、デモテープを貰って聞いたときにすごい感動して!是非その辺も皆さんに楽しんでもらえたらと思っています。