【全起こし】吉田羊「撮影中の楽しいエピソードがない」、佐野玲於は一度出演を断った?「告白するようなものなので、簡単に諦められず…」映画『ハナレイ・ベイ』プレミア上映会レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。続いて、高橋の相棒でサーファーの三宅を演じられました佐藤魁さん、お願いいたします。

佐藤:こんばんはー!

観客:こんばんはー!!

佐藤:高橋の対役を演じさせていただきました、三宅です。あ、佐藤魁です(笑)。

佐野&村上:どういうこと!?(笑)。

吉田:大丈夫かな…?

佐藤:大丈夫です!結構、今緊張しちゃってます!今回の映画、ゆっくりと観ていってください!よろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。そして本作のメガホンを取られました、松永大司監督です。お願いいたします。

松永:こんにちは。監督の松永です。本当に大切な作品を、これだけ多くの方々の前で、横にいるキャスト含め、スタッフ含め、今日という日を迎えられたことを本当に幸せだと思います。短い時間ですけれども、楽しい時間を過ごしてください。よろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。それでは、お時間が許す限りお話を伺って参りたいと思います。まずキャストの皆様、今回の作品『ハナレイ・ベイ』ですが、村上春樹さん原作の映画ということで、ご出演が決まった時の気持ちをお一人ずつ吉田さんから伺ってよろしいでしょか?

吉田:もともと私は村上さんの作品の世界が好きなので、その作品の世界の人物を演じられるということで、とにかく二つ返事で、ぜひやらせていただきたいなと思いましたし、また、松永監督の『トイレのピエタ』という作品を拝見して、いつかこの監督に呼ばれる俳優になりたいと願って参りましたので、こんなに早く叶って嬉しかったです。

MC:松永監督、(吉田さんが)噛みしめていらっしゃいますけれども。呼ばれるようにと。

松永:嬉しいですね。

MC:そうですよね。ありがとうございます。佐野さんは、村上春樹さんの原作の映画にご出演が決まった時はいかがでしたか?

佐野:村上春樹先生は日本を代表する素晴らしい方ですし、自分も監督からオファーしていただいて。それが、(松永監督が)自分が活動しているグループのライブにたまたま来てくださって、自分にどうかと言ってくださったことがまずすごく嬉しいですし、そこで頑張っていてよかったなと思いましたし、また吉田羊さんの息子役ということで、すごく身が引き締まる思いでしたし…こうやって虹郎だったり、魁だったりとか、同世代で活躍している子にも、今回の現場を通して会うことができたのですごく嬉しいです。