【全起こし】柄本佑「終わりたくないと思った」、染谷将太「疲れるまで楽しんだ」映画『きみの鳥はうたえる』初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:では足立さん。

足立:参加していても楽しかったですし、作品を観てもすごい好きで、楽しく観て、これを観てくれた人たちも共有できるなにかがあったら、これに関わったことが二倍三倍と嬉しくなります。寂しさはないんですけど、単純に嬉しいという感じでいますので、どうぞ宣伝などもしていただけたら、とても嬉しいです。今日はありがとうございました。

MC:山本さんお願いします。

山本:私はこの映画を観て、函館の音や色や景色を含めて、すごく素敵な映画だなと思いました。皆さんも観ながら、一緒にあの場所にいたような、そんな気持ちになってもらえて、私の演じたみずきも心に残っていてくれたら嬉しいなと思います。そして、今日この公開の日を、今か今かとずっと楽しみに待っていたので、これからたくさんの人に、この映画を観ていただいて、私達と一緒に過ごしていただきたいなと思います。本日は本当にありがとうございました。

MC:柴田さん、お願いします。

柴田:個人的になんですけど。これは新しい映画だと思ってます。まだ気がついていない人がいても、いずれ気がつくと思うので。

柄本:どうした(笑)。

柴田:僕は初めて観た時、「すごい、新しい!」と思って。感動したんですけど…。以上です(笑)。ありがとうございました。

MC:じゃあ最後、三宅さん。

三宅:映画が始まる前に、函館シネマアイリス20周年記念作品と出たと思います。この映画は、函館のシネマアイリスという映画館が街の人と一緒に映画を作ろうというところから始まった企画です。僕も学生時代に渋谷の映画館でアルバイトをしていたんですけども、その後、映画館はどんどん減っていって、映画を観る人がどんどん減っていく中で「映画館が映画を作ろう」というプロジェクトが動き出して、そこの仲間に僕らは加えてもらいました。さらにこうやって映画館に足を運んでくれて、映画館という場所を中心に皆さんと一緒にいろいろな体験をできるのが本当に嬉しく思っております。その場をもっともっと広げていければなと思っております。本日はありがとうございました。

MC:ありがとうございました。

『きみの鳥はうたえる』
9月1日(土)より新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開
8月25日(土)より函館シネマアイリスにて先行公開
監督・脚本:三宅唱
原作:佐藤泰志(『きみの鳥はうたえる』)
音楽:Hi’Spec
出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
配給:コピアポア・フィルム 函館シネマアイリス

【ストーリー】 函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄、「僕」と同じ書店で働く佐知子が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

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