【全起こし】高杉真宙「今までにない感情。素の僕が出てきそう…」、内田雄馬はお姫様抱っこに「最高!」映画『君の膵臓をたべたい』涙の初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:はい、ありがとうございます。後一回、いけますかね?それでは監督一枚引いてください。和久井さんですね。では真実「役者になって良かったことを教えてください」。挑戦「一分間で自分自身の好きなところを5つ言ってください」

和久井:では、私も。(と、お姫様抱っこをする格好をして会場爆笑)。真実でお願いします(笑)。長く仕事をする時間が増えてきましたけど、自分が日々いろいろな仕事をしていく中で、いろんな人と出会えて、いろんなご縁があって、今の私がここに成立しているのは変わらないんだなと思っていて、どんな小さな出会いも、どんな小さな時間もすごく貴重なことだったんだなと、今すごく思うんですけど、だからこそ今ここに、なぜ私は今ここに、立っていられるんだろうと思いながら、ちょっと不思議な気持ちになりながらすごく幸せです。

MC:素敵ですね(笑)、ありがとうございます。ということで、「真実か挑戦か」ゲームでした。皆さんありがとうございました。それでは最後に代表して、高杉さんとLynnさんからメッセージをお願いします。Lynnさんからお願いします。

Lynn:はい。公開初日を迎えて、最初にここで観てくださった皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。皆さんの心に、少しでも温かい気持ちが、幸せな気持ちが生まれていたら嬉しいなと思いますし、その気持がもっともっとたくさんの人に広がっていったら本当に私は幸せです。はあ…。泣きそうになっちゃう(笑)。これからも『君の膵臓をたべたい』を愛してくださったら嬉しいです。今日はありがとうございました。

MC:ありがとうございます。では最後に、高杉真宙さんお願いします。

高杉:はい。えー、皆さん今日は、ありがとうございました!今回、この作品で自分は「僕」という役に出会って、演じることができて本当に幸せだなと思います。舞台挨拶でテンションが上って、なかなか泣きそうになることもないと思うのですが、今、(泣くのを)我慢しつつしゃべってるんですけども(笑)。なんていうんですかね…、うーん、本当にいろいろな人と出会って、この作品に参加することができて…、良かったなと思っております…。(一歩下がって)いや、ちょっと待ってください…。絶対に(涙を見せるのは)嫌なんです(笑)。はい。というわけで、本当に、なかなかこんなふうになることはないんで…、恥ずかしいんですけど…。なので、いや…。(涙をこらえつつ)…くそぉぉ〜。

和久井:泣いてもいいよ(笑)。

高杉:いやいや、やめてください…(涙)。はい。はい!くそ〜、(カメラに)パシャパシャされてるなあ…(笑)。いや、本当にこの作品に出会って、この役ができて、いろいろな人と…(涙をこらえきれずに後ろを向く)。(振り返って)本当に大好きな作品になりました。観る人が、大好きになってくれたらいいなと思います(涙)。ありがとうございました!

(会場から大きな拍手)

MC:皆さまに本当にありがとうございました!

『君の膵臓をたべたい』
9月1日(土)全国ロードショー
監督・脚本:牛嶋新一郎
原作:住野よる「君の膵臓をたべたい」(双葉社刊)
原作イラスト:loundraw
キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一
アニメーション制作:スタジオヴォルン
オープニングテーマ・劇中歌・主題歌:sumika
声の出演:高杉真宙 Lynn 藤井ゆきよ 内田雄馬 福島潤 田中敦子 三木眞一郎 和久井映見
配給:アニプレックス

【ストーリー】 他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」。そんな「僕」はある日、偶然『共病文庫』と記された一冊の文庫本を拾う。それは、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女が膵臓の病気で、余命いくばくもないことが記されていて…。病気を隠して日常を過ごす桜良と、その秘密を知った「僕」。二人の距離には、まだ名前がない。

(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ