【全起こし】藤田玲「エアコンなしの革ジャン、しんどかった」佐藤流司は「借金して国を買う」!? 映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』公開初日舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:まずは主演の我妻アベル役の藤田さんからお話を伺おうと思います。この『ダブルドライブ』の前日譚となる『ボーダーライン』という作品がございまして、そこから継続して…

藤田:(咳払い)

MC:めっちゃ喉やられてるね。

藤田:でも、僕は70パーセントぐらいなんで、大丈夫です。

MC:だんだん上がっていくシステムなんですね(笑)。その『ボーダーライン』という作品から、この『ダブルドライブ』という新たなシリーズを迎えての、まずはご感想を。

藤田:アベルという役をもう一度演じられるということをすごく幸せに思っております。そして今回、バディが流司くんということで、見ての通り、流司くんはすごいっすね(笑)。

佐藤:いや、本当にやめてください、そのイジり(笑)。よく分かんないっす(笑)。

藤田:(笑)、でもね本当にこうやって皆さまの前に帰ってこられるのを、すごく嬉しく思っております。なので、このままバディとして続けて行けるような、その第一歩になるような映画になっていればなと思っております。

MC:今、映画をお客さんにご覧いただいたんですけど、まずどうだったんですかね。

藤田:どうでしたか?

(会場拍手)

藤田:優しい(笑)。ありがとうございます。

MC:結構、ハードなシーンとかもありながら、運転するシーンもかなり。

藤田:そうですね。前回できなかったことを、今回はやれているというか。前回は運転しているふうに撮ってたところも結構あったんですけど、今回はちゃんと自分で運転して、GTRを運転できたことはすごい楽しかったですね。

MC:運転しながらの演技は難しいですか?

藤田:そうですね。考えることが多くて、初めての経験でしたね。お芝居の間のことを考えながら「このセリフを言った後にギアを入れたんだっけ」とか、つながりとかも。一緒にやっていて、そう思わなかった?

佐藤:そうですね。しかも、何回もやるじゃないですか。こっちから撮って、あっちから撮って、前から後ろから撮って。マジで覚えてないですよね。

藤田:だから、途中で「もういいか…」という気持ちになるもんね(笑)。

佐藤:そうですね(笑)。

藤田:でも新しいチャレンジができたのは良かったですね。

MC:実際、藤田さんが運転して、隣に流司くんがいたんですよね。

藤田:そうですね。だから飽きることがなかったですもんね、車内もね。

佐藤:たしかに。

藤田:やっぱり一人だとずっと無線との会話になるので、指示が無線から飛んでくるだけなんで。すごい楽しかったです。

MC:今回、その佐藤流司さんとバディになりましたけど、お互いの感想を聞かせてくれますか。

藤田:別に変わらないよね? 流司くんは、観ていただいて分かったと思うんですけど、すげえ弱い役なんですよ。ボッコボコにされてますから。そんな流司くんを見られたのが嬉しかったっすね(笑)。なんかミュージカル業界では、最強の役が多いので、今回いっぱい鼻血を出してくれて(笑)。

佐藤:最弱じゃないですかね、自分が演じた中で(笑)。

藤田:嬉しいですね(笑)。

MC:アベルは最強の男というのもありますし、一発でのしてましたよね。

藤田:そうですね。あのシーン、一瞬で終わったもんね(笑)。

佐藤:一瞬で終わりました(笑)。

藤田:でも現場では流司くん、すごいしっかりしてたんで、そのギャップ萌えというか、というのはありますよね。

佐藤:あら(笑)。ありがとうございます。