【全起こし】安田顕「安田顕ならぬ“ゲス田顕”を演じた」「代表作かも!」『愛しのアイリーン』完成披露“宴”試写会イベント レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。ナッツさんは観終わった感想はどうでしたか?

ナッツ:言葉を失いました。姉と一緒に観たのですが、最後には泣いてしまいました。私たちはしばらく沈黙していて、「え、何が起きたの…?」という感じでした。とても感動的な作品です。

MC:ありがとうございます。木野花さんはいかがでしたか?

木野:吉田監督の自画自賛はどうかと思うんですけど(笑)、自分が出ている映画なのにちょっと胸が熱くなったというか、やっぱり簡単に「おもしろかった」という言葉は出ないので、「自分は何を観たんだろう?」というか、いろんな思いが湧いてくるし…不思議な体験をさせてもらったという感じでした。「自分が出ている映画なんだよなぁ、これ」と思いながら、観終わった後、家に帰っていろいろ考えさせられたかなぁって。そういう映画に出会えましたし、出演できて光栄です。

吉田:ありがとうございます。

MC:ありがとうございます。原作者の新井さんはどういう感想をお持ちでしょうか?

新井:自分原作であれなんだけども、1回観た時に、漫画ではこうだったのに映画ではこうしたんだというのがあって、全然違っていて構わなかったんだけれども、これって安田さんと同じように、一体何を見せられたんだろう?という感じがあって。ところが、コメントを求められた時に、内覧用のDVDでもいいからあったら見せてくれないかって言って観始めた時に、2回目から観客になって観たら、かなりボロ泣きで。すでに5、6回以上観ているんだけど、観る度に泣かされる。安田顕さんファンは期待していいと思います。かなり泣かせられると思うので(笑)。すごいロマンチックな素敵なシーンがあるので。

MC:ありがとうございます。新井さん、素敵なコメントありがとうございます。最後に、吉田恵輔監督、安田顕より一言ずつメッセージをいただければと思います。では吉田監督からお願いします。

吉田:正直思うのが、不安でしょうがないところがありますが、みんなおっしゃったように、たぶん感想がどう書いていいのかわからない可能性があるなぁと思って、みんながどうコメントを書くのかも楽しみにエゴサーチをしようと思っています(笑)。原作で描かれていないものも結構あるんですよ。なので、気になった方は原作も一度見てもらえると嬉しいです。余計わかんないかもしれない(笑)。楽しんでください!ありがとうございます!

MC:ありがとうございます。では最後に、主演の安田顕さん、お願いいたします。

安田:ありがとうございます。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。吉田恵輔監督、そして安田顕でございますが、どちらもイニシャルが“KY”という(笑)、KYコンビがお届けする作品でございます。空気が読めるのか、空気が読めないのか、はたまた空気を読まないのか、一体どんな作品になっているのでございましょうか。すいません、SNSでの拡散を非常に求めているのにも関わらず、写真はダメというこの矛盾!大変申し訳ございません。感じられたことを…別に褒めてほしいわけじゃないです。肯定も否定も全てあるべきだと思います。率直に感じられたことを発信してもらえたらそれだけでいいです。何卒よろしくお願いいたします。9月14日公開となります。本日これから観ていただけることを感謝申し上げます。どうぞ、ごゆっくりご覧になってください。本日はありがとうございました!

MC:ありがとうございます。以上をもちまして、『愛しのアイリーン』完成披露舞台挨拶を終了いたします。皆さん、ありがとうございました!

『愛しのアイリーン』
9月14日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
監督・脚本:吉田恵輔
原作:新井英樹「愛しのアイリーン」(太田出版刊)
音楽:ウォン・ウィンツァン
主題歌:奇妙礼太郎「水面の」(WARNER MUSIC JAPAN/HIP LAND MUSIC CORPORATION)
出演:安田顕 ナッツ・シトイ 河井青葉 ディオンヌ・モンサント 福士誠治 品川徹 田中要次 伊勢谷友介 木野花
配給:スターサンズ

【ストーリー】 寒村の地。久方ぶりに岩男(いわお)が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンで買って来た嫁、アイリーンを連れていた!42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツル。今、戦慄の来訪記が幕を開ける―。

Ⓒ 2018「愛しのアイリーン」フィルムパートナーズ