【全起こし】佐野勇斗、葵わかなに感謝「頼りない男で申し訳ない。理緒が葵さんで良かった」映画『青夏 きみに恋した30日』前日祭舞台挨拶レポート 全文掲載

志村:僕とわかなさんは一応、同い年なんですけど、同い年に見えなくらい役のことについてすごい考えてきていて、結構、本読みをする機会があったんですけど、監督ともバチバチで。「ここはこうじゃないですか!? こうだと思うんですけど!」って、こんなに話せるのはすごいなと思って。単純に役者として本当に尊敬しました。あと、こう見えても漫画が大好きで、僕の漫画の話に付き合ってもらってたんで、今度ぜひ、漫画の話で語り合いましょう。ありがとうございました(笑)。

葵:そうですね。ありがとうございました(笑)。

古澤:じゃあ、僕も一言。佐野、サンキュウ。

佐野:え?おかしいな(笑)。俺に対しての思いが少なくないですか(笑)?

古澤:えーと(笑)、わかなに伝えたいのは、撮影前半のほうで、まだ季節的に寒い時期だったんだけど、花火大会の夜のシーンで、寒い中で2人とも浴衣着て、2人の体力のこともあるし、僕があるところで、いい芝居も出たからこれくらいでOKかなと思った時に、わかなのほうから「監督、もう一回やりましょう」って言ってくれて、あの時に僕らスタッフが、この作品は妥協せずに最後までやり遂げるんだって一丸となってチームとして次のステージに上がれたなと思って、あの時のことを思い出すと、本当に感謝しかないです。ありがとうございました。

MC:葵さん、皆んなが葵さんに感謝してます。

古畑:でも、一番現場を盛り上げてくれたのは、佐野くんなんですよ。

佐野:びっくりした(笑)。

古畑:皆んなを代表して言わせていただくんですけど、撮影は本当にハードだったと思うんですよ。でも、こういうキャラで、皆んなを引っ張ってくれたから、本当に大変だったのに、ありがとうございました。

佐野:ありがとうございます。救われました(笑)。

MC:佐野さん、感謝の思いを筆に。

佐野:皆んなで書いたので、ぜひこれをもらってください。

葵:私に!?

佐野:皆んなで書いたんで、皆んなの気持ちだからね。

葵:なんで佐野くんにはないの?

佐野:なんて書いたか、「わかな大好き」。

葵:うそつけー(笑)。

佐野:皆んなの気持ちでございます。

葵:書いたの?めっちゃ上手いね。

佐野:そうそう。書いたの。これをぜひもらってください。

葵:やだー。これ絶対泣かせようとしているやつですよね。

佐野:泣かなくて大丈夫だよ(笑)。

葵:じゃあ泣かない(笑)。ありがとうございます。

佐野:ぜひ、飾ってね、ちゃんと。

葵:はい。飾ります。すごーい。

MC:本当にW主演の御二人、お疲れ様でございます!

『青夏 きみに恋した30日』
8月1日(水)全国公開
監督:古澤健
原作:南波あつこ「青夏 Ao-Natsu」(講談社「別冊フレンド」刊)
脚本:持地佑季子
出演:葵わかな 佐野勇斗 古畑星夏 岐洲匠 久間田琳加 水石亜飛夢 秋田汐梨 志村玲於 霧島れいか 南出凌嘉 白川和子 橋本じゅん 愛美
配給:松竹

【ストーリー】 運命の恋を夢見る、都会育ちのイマドキ女子高生・理緒。夏休みの間、大自然の田舎で過ごすことになった理緒は、そこで地元の男子高校生・吟蔵と出会う。クールで少しぶっきらぼうだけど実は優しい吟蔵に、理緒は一気に恋に落ちる。吟蔵こそ運命の人…?と思ったのも束の間、「住む世界が違う」とあっさりフラれてしまう。そんなとき、理緒に想いを寄せる東京の男子高生・祐真が理緒に会いにやってくる。「夏休みが終わったら俺と付き合おう。東京で待ってる」―優しくて誠実な祐真の告白に、戸惑う理緒。そんな理緒を見た吟蔵は、「おまえ、俺のこと好きなんじゃねぇのかよ!」と思わず本音を口にする。まっすぐでピュアな理緒に惹かれ始めていた吟蔵だったが、いずれ離ればなれになってしまうことから、理緒への気持ちを必死で抑えていたのだった。近づく夏の終わり。高まっていく気持ち。果たして〈夏限定〉の恋のゆくえは―?

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