【全起こし】大谷亮平「タイでいきなり象に乗って川を渡っちゃいました(笑)」と“思い切った”過去を告白!『ゼニガタ』完成披露上映会レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます(笑)。升さんはいかがですか?

升:僕は本当に法律を守る人間なので、無法とは無縁なんですけれども、本当にちっちゃいことで思い切ったことが1回だけあって。都内を自転車でずーっと走っていた時に、お茶を飲みに入って外に出たら、パンクしてたの。何者かにパンクさせられていて、このままじゃ帰れないっていうんで、近くの自転車屋を探して、新しい自転車を買って帰ったっていう。思い切ったねぇ!

MC:アウトロー!かわいいんだよ、さっきから、升さん!

升:普通修理じゃないですか!でも買い替えたっていうね!

MC:パンクしたら修理するけど、買っちゃったよっていうね!

升:めっちゃ思い切りました。

MC:これ、ぜひいっぱい記事でYahoo!ニュースとかに流してほしいですね!「升毅、思いっきり自転車を買う」っていう記事になってほしいです(笑)。ありがとうございます。監督はいかがですか?

綾部:僕、本当にアウトローとは無縁な生活を…(笑)。まだ若い時なんですけど、駅からビュンビュンビュンビュン何かを投げている子たちがいたんですよ。CDとかDVDをビルの屋上から50枚ぐらい投げていて、車にビュンビュン当たって窓ガラスが割れちゃったりしたんです。「うわ、何だろう」と思って、降りてきたら高校生ぐらいの3、4人ぐらいのやんちゃなグループで。さすがにちょっと、怖かったんですけど頭にきて、追いかけていって捕まえて、その場で110番して、警察に引き渡したという(笑)。

MC:めちゃくちゃ正義の味方!僕が警察だったら間違えて監督捕まえちゃうと思います(笑)。

綾部:そうですよね(笑)。僕も最初は取り押さえて警察を待っていたんですよ、「座れ!」って。それで警察が来たら、僕も一緒にパトカーに乗せられて、最初に取調室に僕が入れさせられて(笑)。

(会場爆笑)

MC:絶対監督だと思うもん!申し訳ないですけど(笑)。

綾部:なぜか3時間ぐらい取調室で供述調書を書かされて。それでちゃんと裏を取って、この子たちが悪いとなって。

MC:すいませんって感じですよね、警察の方(笑)。素敵なお話でございますよ。正義の味方です。じゃあ最後に、大谷さんに伺ってもよろしいですか?

大谷:アウトローというか、思い切ったことはちょこちょこやってきたんですけど、1回タイに行ったときに、象に乗って、川を渡っちゃいました。

綾部:かわいい!

大谷:乗ってすぐですよ。手綱もなかったんですよ。

MC:結構それ大変ですよね。

大谷:言っていることもタイ語だったのでよくわからなくて。子どもの象を連れて川を渡りましたね。

MC:大谷さんって意外と思い切ったことをする人なんですね。端正な顔立ちだからいろいろと勝手に想像しますけど、すごくかわいらしい方だなぁって思いました。

大谷:ありがとうございます(笑)。

MC:声もいいし…。僕の勝手な感想で終わってしまいましたけれども(笑)。ここで、さらにゲストの方が来てくださっております。主題歌を担当してくださったTSUKEMENの皆さんが来てくださっていますので、大きな拍手でお迎えください。それではTSUKEMENの皆さん、どうぞ!皆さんから自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

TAIRIKU:バイオリンのTAIRIKUです。よろしくお願いします。

SUGURU:ピアノのSUGURUです。よろしくお願いします。

KENTA:バイオリンのKENTAです。よろしくお願いします。

MC:よろしくお願いいたします。なんと、お手元にバイオリンが見えると思うんですけれども、特別に主題歌の「Volcano」を生演奏していただけるということでございます!ありがとうございます。皆さん、生演奏嬉しいですよね。映画も観られて生演奏も。僕も舞台挨拶の司会を何度もさせていただいておりますけれども、こんなことはなかなかないので嬉しいです。それでは、TSUKEMENの皆さんの生演奏で「Volcano」でございます。どうぞ。

(TSUKEMENによる「Volcano」生演奏)

MC:ありがとうございます!素敵な生演奏でございました!素晴らしかったですね!TSUKEMENの皆さんに伺いたいんですけれども、改めて生演奏した感想や、こちらの曲に込めた思いやメッセージなどがありましたらお聞かせください。

TAIRIKU:映画館で弾いたのは人生で初めてだったので、新鮮な体験をさせていただいて嬉しいなぁというのと、バイオリン2本とピアノという、今日はキーボードなんですけど、普段はグランドピアノでやっているんですが、そういう編成で使っていただいて素直に嬉しいというのと、こういう映画なだけに、僕らの音楽で華をというか、闇を添えられたらいいなという感じで作りました。

MC:闇を添えられる感じがひしひしと伝わってきました。せっかくなので、大谷さんに生演奏を聴いた感想を伺ってみたいと思いますが、いかがでしょうか?

大谷:ほんと来て良かったなぁと思いましたね!曲の力強さもそうなんですけど、ステップだったり、目つき見ました?『ゼニガタ』に出演していただきたいような、そんな素晴らしいパフォーマンスを、本当に映画にマッチした曲をありがとうございました!

TSUKEMEN:ありがとうございます!

MC:素敵なご感想、ありがとうございます!大谷さんからもありましたけど、本気でクリエイティブしている人の顔ってかっこいいなと思いました。それでは、楽しかった舞台挨拶もあっという間でございまして、最後に大谷さんから皆様にメッセージをお願いいたします。

大谷:今日は本当に来ていただいて、ありがとうございました。実は、綾部監督は元格闘家なんですね。綾部監督のその魂と、そしてキャスト、スタッフ全員が、静岡の沼津に2週間ほど泊まり込んで、本当に気持ちを込めて作った映画です。キャストのみんなも試写で観た時、すごく自信がついたというか、この映画を思い切って皆さんに観ていただけると思えた映画になったので、今日ぜひ楽しんで観ていただいて、さっき小林くんが言ったように、SNSやあと口コミですね、ぜひしていただければ嬉しいです。本日はありがとうございました!

MC:大谷さん、素敵なご挨拶をありがとうございました!それでは、以上で舞台挨拶が終了となります。皆さん、大きな拍手でお見送りくださいませ。大谷亮平さん、小林且弥さん、升毅さん、TSUKEMENの皆さん、そして綾部真弥監督でした!

『ゼニガタ』
5月26日(土)全国ロードショー
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二
主題歌:TSUKEMEN「Volcano」(キングレコード)
出演:大谷亮平 小林且弥 佐津川愛美 田中俊介 玉城裕規 岩谷健司 松浦祐也 八木アリサ えんどぅ 土田拓海 吉原雅斗 安達祐実 升毅 渋川清彦
配給:AMGエンタテインメント スターキャット

【ストーリー】 錆びついた漁船が停泊するひなびた漁港。路地裏の一角でひっそり営む居酒屋「ゼニガタ」。店主は銭形兄弟の富男(大谷亮平)と静香。表向きは居酒屋だが、深夜0時から闇金業を始める。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し、苛烈な取立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。ある日、ボクサー崩れの男・八雲が「ゼニガタ」に入れてくれと申し出てきて…。

(C) 2018「ゼニガタ」製作委員会