【全起こし】大谷亮平「タイでいきなり象に乗って川を渡っちゃいました(笑)」と“思い切った”過去を告白!『ゼニガタ』完成披露上映会レポート 全文掲載

MC:続いて、升さんにお伺いします。先ほど大谷さんにも触れていただきましたけれども、升さんの役は、銭形兄弟を知る警察署の署長という役でございました。改めて、現場を振り返っていかがでしたか?

升:僕も最初に本を読ませていただいて、もし僕も同世代だったら、この兄弟をやってみたいなぁと思いました(笑)。いかんせん(笑)。ご覧いただいたらわかることなので、今お知らせしておきますけれども、私、1シーンしか出ておりません。しかも撮影は半日しかやっておりません。なので、ほとんど交流していません(笑)。

MC:そうなんですね。だからさっきの話でも「大谷くんってこういう人なんだ」って、半日しかいられなかったからなんですね。

升:そうなんですよ。今日(舞台挨拶の日)初めて会った時に、むちゃくちゃ爽やかで、「あれ?この人だったかな?」ってぐらいのギャップがあって。

MC:普段の現場とは全然違う状態で。

大谷:緊張感がそれこそあったしキャラクターの部分もあったので、和やかに話せなかったんですよね。今日話せて嬉しいです。

升:この兄弟のことをよく知っている、関わっちゃいけないはずなんだけど警察の署長ということなので、そのへんが楽しい役だったなぁと思っています。もしこれがヒットして、パート2があった時には、この署長もまた活躍するんじゃないかと。

(会場拍手)

MC:皆さんが決めてくれるかもしれないですよ。升さんの1シーンを観てすごい反響だったら、もうそうならざるを得ませんから、楽しみにしていてくださいね。監督にも伺いますけれども、意識したことやこだわったことなどがありましたら教えてください。

綾部:いろんな方たちが、債務者というか、お金を借りに来たり、返せない人とか、たくさんキャラクターが登場するんですが、それに対する銭形兄弟という、その構造をしっかりと描こうと。あとは、皆さんの一番活き活き、お芝居でのってる瞬間とか、一番いい瞬間を切り取るというのはすごく気をつけてやったと思います。

MC:監督が撮ったその数々のカットを楽しみにしていただけたらと思います。今回、闇金をテーマとした作品ということで、お金にまつわる話を皆さんに聞いて行きたいと思います。もし、自由に使っていい大金、例えば1億円ぐらいが手元にあって何でも買っていいよという状態になりましたら、皆さんは何に使いたいのかを聞いてみたいと思います。大谷さんはどうですか?

大谷:1億円というのは大きい額であり、リアルではないですね。

MC:そうなんですよね。想像がつかないじゃないですか。

大谷:僕は正直に、おもしろくない答えなんですけど、馬を買いたいです。

MC:馬!なんでですか?

大谷:競馬とかに別に興味はないんですけど、馬が大好きなんですよ。フォルムもそうだし、乗るのも好きなんです。だから買って育てるのは大変ですけど…。

升:馬っていくらぐらいするものなの?

大谷:さっきそれを調べたんです。そしたら1億以下でギリ…。

升:ギリで!?やっぱり品種とか育ちとかいろいろあるんでしょうね。

大谷:それで、種付けして儲けるという(笑)。それも含め、馬です(笑)。

MC:自分からゲスなほうにいってくれたじゃないですか(笑)。ありがとうございます。小林さんはいかがですか?

小林:えー!?…ビットコイン買いますね。

MC:今流行りのね(笑)。

小林:増やそうかなって思っちゃいますよね。

MC:これをさらに増やす。野心の強い方ですね!

小林:そうですね(笑)。

MC:ありがとうございます。升さんはいかがですか?

升:僕は映画っぽいんですけど、居酒屋さんをやりたいんですよ。結構昔から夢で。居酒屋の親父になるのが夢なんですよ。そのための資金にしたいなと。

MC:升さん、似合いそうだなぁ、居酒屋の親父(笑)。めっちゃ通いたいなぁ!

綾部:パート2狙ってるわけじゃないですか?(笑)。

升:警察クビになった後はね!あ、ほんとだ(笑)。すごいなぁ。言霊、言霊(笑)。

MC:言霊、大切ですね(笑)。監督だったらいかがですか?

綾部:たまたま大谷さんと合わせたわけじゃないですけど、映画以外で好きなことが僕はギャンブルと競馬しかなくてですね(笑)。今まで少ない軍資金でやってきているので、1億という大きな武器を使って競馬でドンと儲けようかなという。

大谷:それっぽいもの、映画にちょっと入ってますよね。あれ、綾部さんのですか?

綾部:いや、もともとだったんですけど、競馬がすごい好きで。若干、競馬中継があるんですが、本当に競馬中継のアナウンサーの方に来ていただいてやったんです。

MC:競馬の中継のアナウンサーの方の技術ってすごいんですよね。

綾部:すごいんです。なので、僕が普段聞いている、「あぁ、ちくしょう…」っていう、あの声なので、非常に感慨深いものがありました(笑)。

MC:いつも外れた時にしゃべってくださっている実況で(笑)。もう一つ伺いたいんですけれども、今回は闇金の映画ということもあって、アウトローな人物を皆さん演じてくださっているんですけれども、アウトローって直訳すると“無法者”という意味になりますが、皆さんは自分の人生を振り返ってみて、無法者とまではいかなくてもいいんですけど、「これは思い切ったな」「これは頑張ったぞ」「俺はあの時アウトローだったな」というのがあったら教えていただきたいです。今度は小林さんから聞いてみていいですか?

小林:僕、幼稚園の時とかに、いつもお腹空かせて一人で歩いて幼稚園に行っていたんですよ。

MC:え!?

小林:まだそこじゃないですよ?(笑)。それで、お地蔵さんがあって、そこのお供え物をずっと食ってました。

観客:えぇー!?

小林:めちゃくちゃアウトローでしょ!?

MC:かわいい話で終わるかと思ったら!

升:それでこんなに大きく育ちました(笑)。

小林:お供え物で俺、こんなにでかく…人に育ててもらったっていうことですね(笑)。糖分が高めだったんですかね(笑)。