【全起こし】横浜流星、映画初出演の古川毅に貫禄のアドバイス!?「実写化作品だからもっと思い切って演じていいよ」『兄友』完成披露上映会 舞台挨拶レポート 全文掲載

MC:ちょっと溜めが気になりますけれども(笑)。ありがとうございました。続きまして松岡さんにお話を伺いますけれども、今回はクールな役だったわけですけれども、実際はなんとなく違うのかなと思うんですが…。

松岡:演じるにあたってクールに、眼鏡もかけていますし、まず外見から入って、声のトーンだったりを調節しながら、あとは加賀樹も恋愛が初めてなので、西野壮太と僕の恋愛の仕方って全く方向性が違うので、そのメリハリをしっかり見せたかったので、そこはとことんクールに、コメディシーンはとことんふざけて、というのはありました。見どころとしては、僕がクッキーを食べるシーンがあるんですよ。そこはすごい顔をしているので、ぜひ見ていただければ。振り切ってやっています。ぜひ見てください。

MC:どうもありがとうございます。続きまして古川さんにお話を伺いたいと思いますが、実は映画初出演ということで、おめでとうございます。

古川:ありがとうございます。

MC:堂々たるご挨拶だったのでまさかとは思ったんですけれども、実際に映画の現場を体験されていかがでしたか?

古川:僕は日頃は音楽活動をしているんですけど、そっちの現場とは全く感覚も違いますし、全く置かれている環境も違ったので、これでもか!っていうぐらい最初は緊張して、1日目は本当に3日分くらいに感じて。そんなときに、一番最初に、たくさん悩んでいるときに流星くんが助けてくれて、「今の演技は他の作品だったら正解に近いかもしれないけど、もっと実写化作品だから思い切ってやっちゃっていいよ」みたいなことを、初対面だったんですけど、主演の流星くんが貫禄のあるアドバイスを(笑)してくださって、僕はそれがすごく助かったなぁというか、すごくやりやすかったので、初出演の初映画がこの作品でよかったなぁと思っています。

MC:と言われていますが、横浜流星さんはその時のことを覚えていらっしゃいますよね?

横浜:もちろん、それは覚えていて、すごく悩んでいたので。そんな自分が言える立場じゃないですけど、やっぱり初めての単独主演ですし、今回福山さんを除くと僕が一番年上なので、毅は大人っぽいですけど、だからちょっとでもアドバイスになることを言えればいいなと思っていて。でも毅は、それが終わってちょっと日が経ってくると、だんだん慣れ始めてアドリブを入れたりとか、間をつくったりとか…早い!吸収力が。もう、すぐ追い越されます。

古川:いやいや…構ってください。大先輩です。

横浜:構ってください(笑)。(古川が出演するCMの)シーブリーズもかっこいいですしね!好きになりそう(笑)。

(会場爆笑)

MC:愛の告白を男性同士でしあっていますけど(笑)。どうもありがとうございました。では、小野さんにお伺いしたいと思いますけれども、劇中のジャージ姿で来ていただいています。いかがでしたか?今回の撮影で印象に残っていること、秋の特に見てほしいというところを教えてください。

小野:(秋は)基本的にわーわーしていて何を考えているのかわからないんですけど…古川さんとはあんまり一緒のシーンがなくて残念だったんですけど、他のお三方との一緒のシーンでは、私は後から入ってきて新参者みたいな、何もわからず「はじめまして」という感じで来たんですけど、3人がもう仲良くなっていて、横浜さんは理咲ちゃんにすごい面倒くさい絡み方をしていたりとか(笑)、理咲ちゃんはそれに一生懸命に応えていたりとか、そういうのを見せつけられて、とても素敵な関係だなぁと思って(笑)。それで居心地が良かったです。はは!(爆笑)。

(会場爆笑)

小野:本当です!

MC:今の話を聞いていますと、松風さんは横浜さんのことを優しいと言っていましたけれども、実は面倒くさい絡み方をしていると。

小野:ずーっと「優しいって言ってよ?お願いだよ?」って、ずーっと言ってて、舞台裏とかで。それに関してはほんとどうかと思います(笑)。

横浜:荒れるよ?今日、いろいろ(笑)。

MC:ちなみに、面倒くさい絡み方ってどういう絡み方ですか?

松風:答えのないような質問を…。

松岡:哲学みたいな?

松風:答えにくいというか…。

横浜:そうですね…そこはあえて選んで答えづらいことをしていたかもしれない…ごめんなさい(笑)。でも、ちょっとでも距離を近づけたくてやってたんですよ。

松風:その努力が感じられて感動しました(笑)。

MC:素敵ですね、キャストの皆さんは仲良しということで(笑)。ありがとうございます。では、監督にお伺いしたいと思います。ドラマ、映画と携わってきて、キャストの皆さんは相当現場が楽しかったのかなと思うんですけれども、現場はいかがでしたか?

中島:今見ていただいたように、なかなかカオスな現場になるときもあったりして…ね?(笑)。

横浜:そうですね(笑)。

中島:面倒くさい絡み方というのは面倒くさいわけじゃなくて、彼らはこの作品を短い期間で撮ったので、時間がない中で、いきなり待ち時間とかに練習し始めるんですよ。次のシーンとか何度も何度も練習して、違う感じで言ってみたりとか、そういうので、古川くん、松風さんは成長したよね?

古川:ほんと、そうっす(笑)。

中島:古川くんは最初の1日目というのは、12回NGを出しました。それで、流星くんはそれに付き合って、ひたすら「あ…」「あ…」「あ…」っていう台詞を言い続けました(笑)。

(会場爆笑)

中島:強くも言いたくなりますよ。もうちょっと頑張れって言いたくなりますよね。それで、毅くんがすごいんですよ。だんだんアドリブをするようになったと話しましたけど、“ブリーフ事件”というのが起きて。

横浜:これは毅が自分で言ったほうがいいと思いますよね!

古川:先輩が…。

中島:お泊りするというシーンがあって。

(会場爆笑)

中島:それで、下着をコンビニで買うみたいな相談をするんですけど、シナリオでは「俺、トランクス派だからな」っていう台詞なんですけど、何て言いましたっけ?

古川:「ブリーフ派」って言っちゃったんですね!(笑)。

中島:それで、みんな「マジで!?」って。

横浜:なりましたし、監督が「トランクスだよ」って言ってるのに、結構「ブリーフ」って言っちゃったよね(笑)。

古川:言っちゃいましたね(笑)。

中島:あれは間違えてってこと?

古川:いや、わからないです。真っ白です、頭の中。

中島:あれを使うかどうか迷いました(笑)。

古川:それも楽しみにということで…。

中島:これ、ドラマのほう(笑)。

古川:あ、ドラマのほう(笑)。

中島:そんなわけで、すごくチームワークのいい現場だったと思います。