【全起こし】ムロツヨシは親戚の家、宮野真守はコアラ人形、ノンスタ石田明は畳の目!?『ボス・ベイビー』初日舞台挨拶 全文掲載

MC:(笑)、かわいいお話の後で、最後ムロさんです。

ムロ:僕は親戚の家に育てられましたからね。子供の頃は「僕は、幸せですよ!」という顔をしてました。悲壮感を消すという作業を子供の頃から。悲壮感はないんですよ。悲壮感という言葉とか概念をなくしていく作業をしておりました。でも幸せですよ、私は。おかげで今がありますから。感謝しております、親戚の家にも。

石田:そういうのを踏まえて見ると怖い(笑)。

ムロ:(笑)、だから事務所人にも言われてるんですけど、「あんまり家族の話しないで」って(笑)。しかも映画の初日に親戚の家に育てられたって話いらないですもんね。でも、言っていきましょう。言っていく人がいてもいいでしょう。言っていきましょう。めでたい席ですから(笑)。

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MC:ありがとうございました(笑)。では、ここで最後にムロツヨシさんからご来場のメッセージをお願いします。

ムロ:また僕がしゃべるんですか?映画の主演をやると、最後にお客さんに向けて一言あるという、だって僕、映画の主演が初めてなんで、この挨拶自体が。ありがとうございます、皆さん経験あると思うんですけど。だから何を話そうかなと思っているうちにこんな時間が過ぎてしまって、ドラゴンボールにはじまり、親戚の家に預けられた話なんかしてる場合ではないんですよ主演は!もっとね作品を背負っている人間として、堂々と立ち、落ち着きのあるスピーチを、今からやろうと思っております。

石田:早くやれよ!

ムロ:いろんな問題が取り沙汰される昨今でございます!

石田:そういうんじゃないよ!そんな語り部みたいなのいらんて!

ムロ:(笑)、皆さん、ハッピーになるために毎日生きているわけですから、ハッピーな映画を観ていただきたと思います。愛が欲しいんだと、愛を知らない人でも愛を知る日が来るという、そういう映画です!ですから皆さん、好きな人と、ご家族と、いろいろな方と観に来てください。どうか皆さん、口コミで、SNSで。今すごい宣伝力なんだってよ。皆さんひとりひとりのSNSが、すごい宣伝効果ですから。書き込んでいきましょう!どんどん書き込んでいきましょう!あと、何しゃべりますか?(会場爆笑)

石田:いいねん!締めたらええねや!

ムロ:締め方がわかんないんですよ(笑)。短くキュッとしゃべりたいんですけどね。でも、本当に来てくれてありがとうございました。

MC:どうもありがとうございました。

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『ボス・ベイビー』
3月21日(水・祝)全国公開
監督:トム・マクグラス
出演:(声)アレック・ボールドウィン マイルズ・バクシ ジミー・キンメル リサ・クドロー スティーブ・ブシェミ
日本語吹替え版:ムロツヨシ 芳根京子 乙葉 石田明(NON STYLE) 宮野真守 山寺宏一
配給:東宝東和

【ストーリー】 7歳のティムの元にやってきたのは、黒いスーツにブリーフケース、ネクタイをビシッと締めチャキチャキ歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。ティムの弟として迎え入れられた彼は普通じゃない。ある秘密の任務があったのだ…。

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