薬師丸:(笑)。何年も前から、クリスマスに押し寄せてくるプレッシャーを跳ね除ける訓練をしてきたので(笑)、地味にクリスマスは茶色いご飯を食べて、何もないようないつもの煮物であるとか、そういう地味な家庭のご飯を食べて、無縁でいるということでしょうか。でも一つ、毎年とびっきりおいしいクリスマスケーキを食べるチャンスがありまして、しかしクリスマスの日はたぶん予約でいっぱいなので、10日くらい前倒しでそのクリスマスのケーキをゲットして早めに食べてしまうという(笑)。ちょっとこれは皆さんにも言いたいんですけど、言えないくらい超人気のクリスマスケーキなんです。
MC:当日には手に入らない。
薬師丸:そうですね。何時間か並ぶ覚悟で整理券をもらえば手に入ると思うんですけれども。
MC:なるほど。10日前倒しでクリスマスを…。
薬師丸:はい。ケーキだけ食べる(笑)。
MC:(笑)。瀬々監督、どうでしょうか。今考えていらっしゃいましたね?
瀬々:このコーナー大丈夫ですか?(笑)。意外と盛り上がらない気もするんですけど(笑)。
MC:この後に期待しましょう(笑)。では続いて杉本さん、お願いいたします。
杉本:僕の場合はクリスマスのデートというよりも、理想のクリスマス?理想というよりも願望なんですが…僕は20歳の娘がいるんですが、最近冷たいので娘と一緒にクリスマスを過ごしたいです!(笑)。家で、家族で!
(会場拍手)
MC:願望なんですか?
杉本:願望ですね。冷たいので、娘が(笑)。相手にしてくれないので(笑)。
MC:最後に叶ったのはいつごろ何ですか?
杉本:もう3、4年前くらいですね。大体クリスマスは友達と過ごしたり彼氏と過ごしたりとかで家にいないので、今度のクリスマスはぜひ家にいてもらいたいです!(笑)。
MC:わかりました(笑)。では続いて浜野さん、お願いいたします。
浜野:昔、僕は家でお母さんが「本当のクリスマスのやり方を教えてあげる」って言って、部屋を真っ暗にしてろうそくを立てて、クリスマスのレコードをかけて…その厳かな感じのなかでラム肉のステーキを食べる(笑)。そのラム肉のステーキがめちゃくちゃ小学生ながらにまずかったんですけど(笑)。きつかったんですけど、「これに耐えるのがクリスマスなんだ!」と思って(笑)。だから家できゅっとやるのがいいですね。
MC:なかなか格式高いクリスマスを経験されて(笑)。それを改めてデートプランとして…。
浜野:そうですね。家でじっくり愛を祈ったりね。
MC:ありがとうございます(笑)。では続いて中村ゆりさん、お願いいたします。
中村:私もちょっと…ごめんなさい(笑)。昔からイベントごとが苦手派で、改めておしゃれとかして会うのがこっぱずかしいと思っちゃうので(笑)、普通に居酒屋とかでもいいし…いつもビールとか焼酎とか飲んでいるので、その日ぐらいはいいお酒があればいいかなと思うくらいですかね。日常の延長線でいいです(笑)。
MC:意外と薬師丸さんもそうですし、素朴なクリスマスでいいと。
中村:ちょっとめんどくさいと思っちゃうかもしれないです(笑)。
MC:では最後に、考える時間がたくさんありました佐藤さん、お願いします!
佐藤:その二人はきっと両想いなんですけど、まだ付き合ってないんですね。
MC:まず設定から入るんですね?(笑)。
佐藤:それで、ある日テレビでも雑誌でも見ていて、ニューヨークのロックフェラーセンタービルの前がクリスマスの素敵な状態になっている、というのを一緒に見て、その男の人が勇気を持って「いつか一緒に行けたらいいね」って言うんですね。でも彼女は仕事か何かわからないんですけど、海外に行ってしまうんですよ。だから離れ離れになってしまうんですね。で、毎年クリスマスの日になるとその時のことを思い出したりしていて、ある日たまたま12月に仕事でニューヨークにいる時期があったときに、「まぁ今日はイヴだし、ちょっと一人でスケート場に行ってみようかな」ってロックフェラーセンタービルの前に行ったら…彼女がいるんです。…どうすか?
MC:物語の脚本を聞いているようなストーリー性のあるデートプランでした(笑)。さて、一通り皆さんに理想のデートプランを伺ってきましたが、監督、ずっと腕を組んで考えこまれていましたがいかがですか?
瀬々:最も素敵なのは佐藤健さんのデートプランでしたが、僕は浜野さんに一票を投じます。再び岡山駅前でナンパして、家に連れて行って本当のクリスマスを味わって、最後はラム肉を机の上から落としてキスしてください(笑)。
浜野:俺がやるんですよね?(笑)。
瀬々:やってください!
浜野:既婚者なんですけど(笑)。
瀬々:既婚者?!(笑)。
(会場爆笑)
MC:浜野さんの格式高いクリスマスデートプランが…。
瀬々:賞とかあるんですか?
MC:賞は後ほど瀬々さんから個人的に何かお願いいたします。
瀬々:はい(笑)。ラム肉を(笑)。
MC:(笑)。ありがとうございました。そんなクリスマスのお話を伺ったところで、さらに本日は特別にこのようなものをご用意いたしました!皆様、左手をご覧ください!『8年越しの花嫁』特製のクリスマスケーキが登場しました!実はこちら、二人が積み重ねた年数である8年と同じ8段のケーキが積み重なったケーキとなっております!慎重に運ばれてきました。とても立派な素敵なクリスマスツリーの形をしたケーキです。では改めまして、佐藤さん、土屋さん、このケーキをご覧になっていかがでしょうか?