【全起こし】佐藤健、土屋太鳳に「やばい子が現れたな…」映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』初日舞台挨拶 全文掲載!

結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁を、8年間待ち続けた新郎。一組のカップルに起きた奇跡の実話を佐藤健、土屋太鳳の豪華W主演で映画化した『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が12月16日に全国公開。同日、本作の初日舞台挨拶が丸の内ピカデリー1で行われ、キャストの佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太、浜野謙太、中村ゆり、監督の瀬々敬久が登壇した。今回は本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

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MC:本日は、映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』公開初日の上映にお越しいただきまして、ありがとうございます。本作は、先週(12月)9日、舞台となった岡山県で先行公開され、早くも感動の声をたくさんいただいております。そして本日、ついに全国公開の初日を迎えました。皆様はその最初のお客様となりましたが、たった今ご覧になっていかがでしたか?本日は公開を記念して、監督、キャストの皆さんにお越しいただいております。早速お呼びいたしましょう。『8年越しの花嫁』、監督、キャストの皆さんです!

佐藤健さん、土屋太鳳さん、薬師丸ひろ子さん、杉本哲太さん、浜野謙太さん、中村ゆりさん、瀬々敬久監督です!さて、本日はクリスマスも近いということで、皆様にクリスマスをイメージした衣装でご登壇いただいたのですが、土屋さんの赤いドレス、とっても素敵ですね!

土屋:ありがとうございます!

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MC:本当に華やかです!そして男性陣の皆さんも、チーフに赤だったり緑だったりを取り入れていますね。

佐藤:ギリッギリなんとか取り入れましたね、赤とか緑とか(笑)。難しいですね、クリスマスの衣装といわれてもね。

MC:(笑)。それでは、ご挨拶と共に初日を迎えられた今のお気持ちを伺いたいと思います。まずは佐藤健さん、お願いいたします。

佐藤:佐藤健です。ありがとうございます。無事今日という日を迎えられたことを本当に嬉しく思います。皆様の支えがあったからです。本当に感謝しております。ちょうど1年前くらいですね、1月、2月に岡山で撮影していて、その時期は撮影しているというよりも生活しているという感覚が強かったですね。普通に岡山人として暮らしていて、できるだけその空気感、その延長線上で現場には立ちたいなぁと思っていて、瀬々監督のもと、芝居をしているというか、尚志さんという人の人生を生きさせてもらったような時間でした。最高に幸せな時間でした。今日から皆さんのものです。この映画のことを愛してくれたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

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MC:ありがとうございます。続いて土屋太鳳さん、お願いいたします。

土屋:中原麻衣さんの大切な8年間を演じさせていただきました、土屋太鳳です。健先輩とちょっと重なってしまうんですけれども、ちょうど去年の今頃ですね(笑)、瀬々監督と健先輩が台本をもとに何度も話し合っていて、そして麻衣さんや尚志さん、ご家族の皆さんとお会いしたのも今頃でした。そこから瀬々組はもちろん、エキストラさんの方やその地元の方々にたくさん愛情を注いでいただいて、今、日本中のスクリーンでこの作品が封を切られていると思うと本当に胸がいっぱいです。今日は皆さんと一緒にこの喜びを噛みしめていきたいなと思います。本日はよろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。続いて薬師丸ひろ子さん、お願いいたします。

薬師丸:皆さん、こんにちは。今日は初日にお出かけくださいまして、本当にありがとうございます。今もお二人から話があったように、今年1月ですね、私にとっても久しぶりの長期のロケだったんですけれども、岡山で暮らしてきて、岡山の空気を存分に吸って、この家族を少しでも演じられるようにたくさんのものを感じました。病院の皆様、そして岡山の街の皆様、いろいろな方に協力をしていただきまして、この映画が完成しました。本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今日はありがとうございます。

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MC:ありがとうございます。続いて杉本哲太さん、お願いいたします。

杉本:今日はありがとうございます。父親役の浩二さんの役をやらせていただきました、杉本哲太です。岡山のロケには僕も参加しまして、病院での撮影が主に多かったんですけれども、そこで待機する場所として、病院の職員の方たちが休憩するようなお部屋をお借りして、そこで一人でぽつんと待ち時間を過ごしていました。その時に昼食の時間にお弁当をスタッフの方が持ってきてくださって一人で食べていましたら、職員の方が休憩しに入ってきたのですが、ものすごく僕のことをギロッと睨んで、「何でこんなに見られるのかな」と思っていたら、そこに“飲食禁止”って書いてあって、すごく気まずい思いをしながら岡山を後にしたので、その方の名前はわかりませんが、この場をお借りして謝りたいと思います(笑)。どうもすみませんでした!今日は初日を迎えまして、皆さんの父親のような気分で、大切にしていた娘を送り出すような気持ちでございます。以上です(笑)。

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