【全起こし】錦戸亮、松田龍平との初共演に「探り探り、緊張した」 映画『羊の木』完成披露試写会レポート全文掲載!

MC:ありがとうございます。そして市川さん、演じられた清美は人見知りで几帳面な清掃員という役でしたが、演じるうえで心がけたことはありましたか?

市川:極度の人見知りなので、ほぼ人とあまりコミュニケーションとっていないというか、だから唯一錦戸さんが…。あれ、どこまで言っていいんですか?

錦戸:全部言っちゃだめですよ!核心は絶対言っちゃだめですよ!

市川:錦戸さんが…清美はなぜか死骸を見つけてしまうという役で、錦戸さんが死骸役だったというか、死骸(笑)。私、とても死骸が苦手で…頑張りました(笑)。

(会場爆笑)

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MC:死骸にざわっとされていましたね。

錦戸:情報がゼロなところに死骸?っていう(笑)。キーワードがそれだけだから、でも観ていったら「あぁ、このことか」とわかると思うので、ちょっと待ってくださいね。

MC:点と点が繋がると思いますので、皆さん観ていただきましょう。そして水澤さんが演じられた福元は、普段は気弱でお酒を飲むと豹変してしまう理髪師の役でしたが、苦労された点、意識された点を教えていただきますか?

水澤:気弱なんですけど、人を殺めているんですよ。福元の人生とはどういうものなのか、ずっと考えて難しかったです…。

MC:何か意識されていたことはありましたか?

水澤:やっぱりお酒でいろんなことがありますので、お酒、控えていました。

MC:なるほど。役と同様に控えていたということですね。ありがとうございます。そして田中泯さん、大野という役は、顔に大きな傷を持っている寡黙なクリーニング店の店員でした。意識された点、苦労された点、何かあったら教えてください。

田中:今日も傷をつけてもらいたかったくらい不自然じゃなかったですね。ちょっと運命が違って、僕の運命がですよ?こうなっていたのかなと思うような人でしたね。地ですね、たぶん(笑)。

MC:大野のシンパシーを感じるところもあったと。

田中:そういうものだったのかなと思います。

MC:ありがとうございます。きっとご覧になるとびっくりされると思います。とっても優しそうな田中さんなので。

田中:こんなもんでしたよ、ほんとに。

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