【全起こし】大泉洋「まだまだ作りたい。僕たちに『4』を作らせてほしい」映画『探偵はBARにいる3』初日舞台挨拶 全文掲載!

MC:志尊さんがいいこと言ってくれると思います。

志尊:僕が寝てる間に大泉さんは…

大泉:お前、寝てたのか。

志尊:さすが親父さんだなと思いました。

大泉:(笑)ありがとう、ありがとう。親父の背中を見せつけてやりましたよ。

IMG_2615

MC:鈴木砂羽さんは、わかってらっしゃいますよね?

鈴木:静岡ってとこがいいですよね。はい。

大泉:わ!?薄っ!感想、薄っ!

鈴木:いや、もぎりって手の脂を奪われるから、ナメちゃいけないんですよ。

大泉:カサカサになるから、そうですそうです。大変な作業だなと改めて思いました。映画館の皆さんに感謝の気持ちを改めて感じました。

MC:ありがとうございました。それでは、最後に松田龍平さん、大泉洋さんの順でご挨拶いただければと思います。それでは松田龍平さん、メッセージをお願いします。

松田:今日はありがとうございます。シリーズ3作目、楽しめる作品になっていると思います…(笑)。楽しんで…、楽しんでいってください。ありがとうございます。

IMG_2621

MC:どうもありがとうございました。では大泉洋さん、お願いします。

大泉:はい、いよいよ最後ということでございますけど、このようなものを用意させていただきました。出演者の皆さん、お気をつけてください。どうぞ!

(幕が下りる)
IMG_2631

MC:素晴らしい!

大泉:これは本当に後ろにいたら危ないところでしたね。相当な勢いで落ちてきましたね。えー、本日公開「探偵は映画館にいる」ということでございまして、今までの探偵はススキノのBARにいましたけども、今日ついに公開になったということで、これからの探偵は映画館におります。皆さん、日々過ごしていていろんな大変なこともあるでしょう。嬉しいこともあるでしょうし、いろいろ辛かったこともあるでしょう。そんな時には、ぜひ映画館にお越しください。今日から探偵も、そして高田も、マリも、モンローも、前田敦子も志尊淳も映画館におります。この映画はですね、本当に何も考えないで観てもハラハラしたり、ゲラゲラと笑ったり、そしてちょっと涙したりと、ここに来てくれれば必ず皆さんがほんの少しだけ幸せになってまた明日も頑張ろうと思える気持ちになる映画だと思います。我々キャストもさることながらスタッフ全員で必死に頑張って、宣伝も頑張ってやっとこの日を迎えることができました。『探偵はBARにいる』は、今回パート3ですけれども、私そしてスタッフはまだまだ作りたいと思っています。ですからぜひ、僕たちに『4』を作らせてほしいし、もし『探偵はBARにいる』が好きだという方がいればですね、まだまだ我々が映画を作れるように、まずはこの『3』を大ヒットしていただいて、『探偵はBARにいる』というシリーズが続いていけばいいと思います。探偵は映画館におりますので、どうぞ皆さん、好きな時に映画館にお越しください。『探偵はBARにいる』をどうぞよろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました!

MC:ありがとうございました!

IMG_2762

『探偵はBARにいる3』
監督:吉田照幸 脚本:古沢良太
出演:大泉洋 松田龍平 北川景子 前田敦子 鈴木砂羽 リリー・フランキー 田口トモロヲ 志尊淳 マギー 安藤玉恵 正名僕蔵 篠井英介 松重豊 野間口徹 坂田聡 土平ドンペイ 斎藤歩 前原滉 天山広吉 片桐竜次

【ストーリー】 なじみのクラブで、いつも通りのバカ騒ぎをする探偵(大泉洋)のもとに舞い込んだ依頼。依頼主は高田(松田龍平)の後輩=原田(前原滉)で、突然失踪した恋人の麗子(前田敦子)を探してほしいというもの。暇つぶしにと軽い気持ちで依頼を受けた探偵は、麗子が“ピュアハート”というモデル事務所を装った風俗店でアルバイトしていたことを知る。そしてその店のオーナーと名乗る美女=岬マリ(北川景子)と偶然すれ違い、かすかな既視感を覚える探偵。ほどなくマリが、屈強な男たちを引き連れて探偵と高田の前に現れる。店を嗅ぎまわっていたことがばれ、ボコボコにされる2人。これまで無敗を誇る高田ですら、波留(志尊淳)という青年を前に完敗し、事態は一気にただならぬ様相を呈する。それでも懲りずに調べを続ける探偵は、昔なじみのヤクザの相田(松重豊)や、新聞記者の松尾(田口トモロヲ)というおなじみのメンバーから、“ピュアハート”のバックには、札幌経済界で頭角を現している北城グループの社長=北城(リリー・フランキー)という黒幕がいることを聞き出す。マリは北城の愛人だった。そこでマリと以前に会っていたことを、ようやく思い出す探偵。なじみの元娼婦・モンロー(鈴木砂羽)がかわいがっていた、今にも倒れそうに震えていた若い女性の姿――。「あれか…?あれが、マリか…?」不審に思いながらも、マリの巧妙な罠に落ちる探偵は、北城のサディスティックな拷問を受け文字通り死にかける…が、高田と共になんとかピンチを切り抜け生還。しかし今度はマリ共々、北城に追われるハメに。そんな探偵にマリはある依頼をする。それはマリのすべてをかけた切なすぎる依頼。そして、探偵と高田の“別れ”の時が近付いていた――。

(C)2017「探偵はBARにいる3」製作委員会