【全起こし】丸山隆平「こないだ誕生日を迎えたときは新宿で『ナラタージュ』を観てました(笑)」『泥棒役者』公開御礼ヒットイベントレポート 全文掲載!

MC:温かい現場だったんですね。ありがとうございました。さて、西田監督、ちょっとご用意したものがあるということで。

西田:はい!

丸山:手品?(笑)。

西田:まずは丸山くんに、初主演映画お疲れ様でした!監督ができて本当に光栄です。ありがとう!

(丸山に花束贈呈)

MC:そして市村さんに…。

市村:俺にも?

西田:市村さん、本当にありがとうございました!

(市村に花束贈呈)

06花束贈呈

MC:本当にお疲れ様でした!

市村:嬉しいねぇ!誕生日じゃないよ、俺は(笑)。

西田:そういう意味じゃないです(笑)。

市村:ありがとうございました。

丸山:ありがとうございます。

MC:現場を振り返ってみて、このメンバーでお仕事をして改めていかがですか?

丸山:監督とは『BOB』という舞台からの関係で、再び早い間に仕事ができるとは思っていなかったので感慨深いところもありました。映画を製作するにあたって、僕の見えないところでたくさんの人が動いてくださいまして、いろんな時間を共有して、いろんなこともあるなかで、誰一人折れずにより一枚岩となって出来上がった映画が、公開されたときもまたいろんな思いはあったんですけど、やはり大ヒットという形で皆さんの前にこうやって、ここにいる方は一部ではありますけども、カメラだったりたくさんいてくださっている方々が、より多くの方に感謝を伝えていただけるというのはとてもありがたいことだと思いますし、当たり前のことじゃないなと実感しています。初主演映画がこの『泥棒役者』で良かったなと思いますし、今のこの世界がこういう作品が求められる時代で良かったなとちょっとほっとしておるところでもあります。何よりも、この作品に携わって、この作品を支えてくださったたくさんの観客の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。

MC:ありがとうございました。市村さんからはいかがでしたか?

市村:昨今の映画は血が流れたり、殺し合いがあったりハードな作品も多いですけれども、この『泥棒役者』は笑いと幸せに包まれて、僕自身も映画の一番最後の方になると本当に気持ちが温かくなって、まだまだ日本の映画界もいいぞ!終わってないにゃー!みたいな感じで、こういう作品に参加できて幸せだったと同時に誇りに思っています。僕は普段は舞台が多いんですけれども、やっぱり舞台だと生で演技をして生で笑ってもらえるんですけれども、映画館で出来上がった作品を後ろで観ていてお客さんの笑い声を聞くというのは、これも映画ならではの幸せだなぁという感じがあって、本当に感謝しております。ありがとうございました。

MC:ありがとうございました。またこのメンバーでぜひご一緒できたらと私たちも楽しみにしております。ありがとうございました!

では、この映画の舞台挨拶の最後になりましたので、今日ご来場いただいた皆さん、これから映画をご覧になるであろう皆さんに向けてのメッセージを、丸山隆平さんからお願いします。

丸山:もうほぼ言いたいことは全て言えましたし、感謝も届いたらいいなぁと思っていますけれども。これってあれですか?どんどん観ていただければ観ていただけるほど上映期間が長くなったりとか…あるんですね?そういうことがあるんですね?そういうことがどうやらあるらしいですねぇ!

(会場拍手)

丸山:ありがとうございます!そんなことをいいながら、僕は誕生日を越すとき、11月25日から26日のときに、実は新宿の劇場で歳越しを『ナラタージュ』を観ながらしちゃったんです(笑)。

(会場爆笑)

丸山:『ナラタージュ』、まだやってるんだよね!あれぐらい期間が長く愛されるような映画に、この映画も育てねばなぁと思いながら観ていたんですけども、すいません、歳越しは『ナラタージュ』でした(笑)。素敵な映画だったんですけれども。もっともっとたくさんの方に観ていただきたいので、10回観た方もいらっしゃいましたけども、その方に負けないようにね!(笑)。いいんですけど、懐具合もありますからね(笑)。気候も寒くなれば懐も寒くなりますから、これからクリスマスとか年始の準備もありますからね。無理をなさらない程度に、できればこの作品を愛していただきたいので、ご協力していただければ、楽しんでいただければと思います。本日は、そしてこれからもありがとうございます!

(会場拍手)

MC:どうもありがとうございました!以上をもちまして、『泥棒役者』公開御礼ヒットイベント、舞台挨拶を終了いたします。皆さん、ありがとうございました!

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『泥棒役者』
2017年11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国で公開中
監督・脚本:西田征史
出演:丸山隆平 市村正親 石橋杏奈 宮川大輔 片桐仁 高畑充希 峯村リエ ユースケ・サンタマリア
配給:ショウゲート

【ストーリー】 かつて泥棒稼業に手を貸した過去がある大貫はじめ(丸山隆平)。今は溶接工員として真面目に働き、恋人の美沙(高畑充希)と幸せな同棲生活を送っていた。ある日、昔の泥棒仲間・畠山(宮川大輔)から、美沙に泥棒だった過去をバラすと脅され、泣く泣く、とある豪邸に盗みに入ることに。だが、忍び込んだ豪邸で、家主の絵本作家・前園俊太郎(市村正親)、訪問してきた編集者・奥(石橋杏奈)、セールスマン・轟(ユースケ・サンタマリア)から、「編集者」「絵本作家」「豪邸の主人」と次々と間違えられてしまう。「泥棒」として捕まりたくない一心で、はじめはその都度、かん違いされた「役柄」を必死に演じるハメになるのだが…。前園家の隣に住むユーチューバー・高梨(片桐仁)、奥の上司の編集長(峯村リエ)も巻き込み、屋敷の中はいっそうカオスに。はたして、はじめは正体を隠したまま、無事に逃げ切ることができるのか?

©2017「泥棒役者」製作委員会