MC:主演映画を映画館で観るって丸山さんはきっと緊張しません?みんなのリアクションが気になるとか、やっぱり最初は緊張とかしなかったんですか?
丸山:緊張というか一体感というか、ちょっと妙なんですよね。不思議な魔力がかかっているというか、初めはもちろん緊張するんですけど、だんだん観ていくうちにこの世界の中に誘われるというか、気づいたら一緒に笑って一緒に泣いて、また明日頑張ろうって思うような映画なんです。僕も劇場にいるとき、よし!明日も頑張ろう!って思って涙を一緒にすすりました(笑)。
MC:監督は嬉しいですよね。
西田:嬉しかったですね。僕も積極的に煽ろうと思って、人より笑おうと思ったんです、つられるかなって。でも、そういう必要もなく笑っていただいて、それで隣で丸山くんもプッて笑っていたり、そういうのをみんなで感じられたので不思議な体験でしたね。あと、エンドロールで立ち上がる方がたまにいるので、「あっ!」って思ったりしました。でもツイッターとかでお声をかけてくれたり、「(エンドロール後も)まだありますよ」って言ってくれた方もいたりして、何度か観ていただいている方はそういうふうに広めていただいてくれて嬉しいですね。
MC:きっとリピーターの方って結構いますよね。リピーター!
(観客が手を挙げる)
丸山:リピートしてるねぇ!えーっと、ノンリピーター?…よく挙げられたねぇ!
(会場爆笑)
西田:いいんですよ!本当にありがとうございます。何なのそのプレッシャー(笑)。ちなみに5回以上観ている方?…すごい数!じゃあ、丸山越えの8回!…おぉ!
丸山:生意気な!負けねぇぞー!
西田:なんでだよ(笑)。どうしたいの?(笑)。
丸山:負けねぇぞー!
西田:10回以上の方もいるんですか?…わー!ありがとうございます。
丸山:すっげぇ。ありがとう!あー、いつも見る顔ぶれでもいるわ!(笑)。顔わかんねんなぁ!ありがたいです。僕は1回目は試写で見て、その後の4回は家で観たんですね。もう1回は劇場じゃないですか。やっぱり家で一人で観たりするよりも、劇場で観た方がみんなでこの空間で同じように楽しめるっていう意味では、やっぱり劇場でしか味わえない空気感、臨場感はあんねんなぁと思って。もちろん、DVDを買っていただいてもいいんですよー?
(会場爆笑)
西田:いずれね!
丸山:うん、いずれ!メイキングとか入っているやろうしなぁ!っていう意味では違った楽しみ方もできる。でも、劇場で観るっていうのはやっぱり楽しいなぁって思うだろうし、それこそ家族とか恋人とかお友達とか、幅広い層で観られる映画ってなかなかそうはないなぁっていうのを劇場で観て実感したので、改めて映画っていいなぁと感じさせてもらいましたね。
MC:素敵なコメント、ありがとうございます。
(会場拍手)
丸山:映画で、一人の仕事のときって素敵なこと言うんだよねぇ!グループのときは、すっとんきょうなへんてこりんなことばっかりしか言わないんですけど(笑)。
市村:俺ね、台湾で上映するときは、旅行がてら台湾ラーメン食いながらこの映画を観て2、3日泊まってくるのもいいかなぁって。台湾ツアーもね。
丸山:台湾の人はどういうふうに受け止めるんだろう。
市村:台湾の人の受け取り方も見たいよね。
西田:見たい。市村さん、行っていただけるんですか?
市村:行こうと思っています。中国語で笑うのかなぁ(笑)。
西田:笑い声は一緒じゃないですかね(笑)。
MC:皆さんは裏でやっているときもおしゃべりで仲がいいんだなぁと思うんですけれども、私は初日以来にお会いしますがどうだったんでしょうか。打ち上げとかもあって、いろいろと素敵なプレゼントを渡したりみたいな…。
西田:素敵な打ち上げでした。
丸山:市村さんが、行きつけのイタリアンを貸し切っていただけまして、スタッフさんとか皆さんと一緒に打ち上げパーティみたいだったんですけど、誕生日が近かったので、途中からすっごい大きい“丸ちゃん”って(書かれた)お誕生日ケーキを用意してくださって。その後、ちょっとしたらトンカツが出てきまして。イタリアンなのにトンカツってないじゃないですか。和風のトンカツで塩もついていて。僕、トンカツにはすごいうるさいんですよ(笑)。それをリサーチしてくださっていて、トンカツもお店特製のやつをいただきました。
市村:丸ちゃんのおかげだよ?豚カツ作れたの。俺はあの店でトンカツ食うの初めてだから。
丸山:贅沢すぎでした!
西村:その時に、市村さんのサプライズで丸山くんにプレゼントをされていて。
丸山:そうなんですよ。僕が大好きな、なかなか手に入らないメーカーの靴を、オレンジカラーのものを。サイズもばっちりだったんですよ。
西村:サイズはどうやって調べたんですか?
市村:調べました。寝ている間に。
丸山:えぇ!!(笑)。うちに市村さん来てたの?!いつの間に?!(笑)。それを今日履いてきて市村さんに見せようと思ったんですけど、楽屋に入るなりすぐ着替えさせられて、「はぁ…見せられへんやん!」と思って(笑)。本当は履いているところを見せたかったんですけど、その靴で今日は大阪に行って仕事してきます。早速フル活用させていただきます。
市村:でもね、打ち上げのときにトンカツもケーキも出てお酒も入って、コメントがあるときに、丸ちゃんは泣きました。綺麗な涙を見せてくれました!それをね、ペロッと舐めたのが監督で(笑)。
(会場爆笑)
西田:なんでそっちにもっていくんですか?!(笑)。
丸山:ユースケさんの分じゃないですよ?ユースケさんの分を僕がふざけるんじゃないんですからね?(笑)。
市村:だからユースケがここにいるんだよ!ユースケの代わりにボケを入れなくちゃならないから!本来の僕ではないんですよ。
西田:ユースケさんの生霊がね!(笑)。
丸山:ずっとその顔を、市村さんは優しい眼差しをくれるから、よけと泣けてきてね。もうだめですね、あれは男にね。ああいうときはだめですね。とても素敵な打ち上げと誕生日会をしていただきました。あのとき、みんなで写真を撮ったじゃないですか。
市村:ね、いい写真だね!とってもいい写真!
丸山:いい写真だった!見せたいですけどねぇ。