【全起こし】小栗旬、福田雄一監督による特典コメンタリーはヤバい発言ばかりで「ピー!ピー!ピーーッ!!」の連発!?『銀魂』ブルーレイ&DVDリリース記念トークイベント 全文掲載!

MC:普通に銀さんが素っ裸でモデル歩きしてるシーンもありますからね(笑)。あとびっくりしたのが、肩だけすごい鍛えていたようですね。

小栗:はい。今回は包帯ぐるぐる巻きで肩だけが表に出るという感じだったので、肩だけは漫画の銀さんのようになれたらなと思って鍛えていました。

MC:肩を中心に鍛えたと。この先全裸のシーンがあったら勘九郎さん並みにバキバキに…。

小栗:そうですね。銀さん、結構しっかりした身体してますからね。

福田:そうなんですけど、あそこは鍛えられないですよ(笑)。

小栗:鍛えられるんですかね?

福田:何らかの手術的なことをしないと。

小栗:重いものとかぶら下げて…。

(会場爆笑)

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MC:こんなことをずっとコメンタリーでしゃべってますから(笑)。勘九郎さんは、小栗さんから電話がかかってきたとメイキングでおっしゃっていて。あとは、アクション監督のチャン・ジェウク監督も、小栗さんが「この人いいかもしれませんよ!」と福田さんに推薦して、監督はすごくよかったとおっしゃっていました。

福田:よかったですよー。日本の映画では見ないタイプのアクションが撮れました。『銀魂』なので、いわゆるチャンバラとしてやってる感じではないほうがいいなぁというのが、小栗くんと僕との共通見解だったんですよ。すると小栗くんにいい人いるよって言われて、その日のうちにデモをくれたんです。

小栗:自分のプロモーションのための映像があって。

福田:それが素晴らしかったんです。(映画の)後半、神楽がぐるぐるぐる!と回るシーンがあって、それがそのデモに入っていたんです。すげぇおもしろいなぁと思って。途中で似蔵と戦うときに大八車を使ってぐるぐるぐる!って、日本のチャンバラシーンではやらないじゃないですか。一番最初の、岡田くんの“ヅラ”が真選組と戦うときも、虫取りを顔にひっかけてみたり、いわゆるジャッキー・チェンがやっていそうな、物を使うというのをチャン監督に考えていただけたので、とてもおもしろかったですね。本当に刺激になりました。

MC:そのチャン・ジェウク監督と来月12月7日、韓国での公開の舞台挨拶が決定しております。

福田:ありがとうございます!行ってきます!

(会場拍手)

MC:実は、『銀魂』は韓国の大手シネマコンプレックスのチェーン100スクリーン以上で公開されます。日本でも報道されていましたけど、中国でもすでに1万6000スクリーン以上で公開されています。

福田:ちょっとわからなくなりますね!その数字わからないですね!(笑)。

小栗:たぶん『銀魂』効果なんでしょうね。中国からのお話が意外と最近来るようになりました(笑)。

福田:(爆笑)え?!中国映画の?!

小栗:そう。中国のちょっとしたオファーが自分の耳に届くようになりまして。たぶん『銀魂』がヒットしたからなんだろうなぁっていう(笑)。

MC:なんと中国では実写映画1位を記録しております!

福田:すごいじゃん!

MC:あとは台湾、香港などアジア10カ国以上で公開され、大人気になっているという。

福田:小栗くん、すごいね。中国映画っておもしろそうだね。

小栗:そうですね。可能性があったら。

MC:監督は、アジアの他の国でも笑いやアクションはウケると思っていましたか?

福田:原作の人気があるじゃないですか。アジア圏ではウケていただけるんじゃないかなと思っていましたけどねぇ。