福田:そうですね(笑)。ここは消されるだろうなっていう件は結構覚えていますね。割と小栗さんがどんどん汚い…(笑)、「そこ言っていいのかなぁ?」っていうところはある(笑)。
MC:一番ひどいのが、「“ピー”の“ピー”の“ピー”なんですよ」って何言ってるのか全然わからないですよ(笑)。
福田:僕は結構そっちの暴走タイプなんですけど、あの日の小栗くんはなかなか暴走列車でしたね。
小栗:そうですね。リラックスして暴走したっていう感じはありますね。
MC:だからビジュアルコメンタリーはじーっと口元を見て妄想するんです。「あんなこと言っているのかな」みたいな。
福田:文脈読まれたら完全にばれますからね!
小栗:ここ(口)は消されてないんですか?
MC:口にモザイクはなかったですね!
小栗:絶対“ピー”が出てきたらここ(口)に…。
福田:“銀”とか書いてないんですか?絶対読まれるよー!100パーわかる。絶対わかる。
(会場爆笑)
福田:俺が思ってる、小栗くんが言った一番ヤバい発言は絶対読まれると思う。
小栗:何言いましたっけね?そんなにヤバかったですか?
福田:カンカン(橋本環奈)に対する発言は100パー事務所のNGが出たはずだから(笑)。「あれ言うんだぁ!」って思ったもん(笑)。リラックスして言ってたよねぇ。
小栗:リラックスして言ってましたねぇ!(笑)。
福田:「これ見てよ、福田さん!」ってね(笑)。「そこ言います?」みたいな。
MC:ビジュアルコメンタリーは妄想できますから。
小栗:そこ使われてるのかぁ。さすがに編集してますよね?ずっと流しっぱなしなんですか?
福田:あそこは切ったんですか?……あ、切ったって!あそこは切んないとだめだよ!!絶対だめだよ!!
MC:(ビジュアルコメンタリーで小栗さんと福田監督は)本編にずっといるわけじゃないですか。でも所どころで“しばらくお待ちください”“工事中”みたいな場面があって。
福田:それだ!カット箇所だ!
MC:あれは観てておかしいなと。トイレってこんなに頻繁に行かないよなぁって思って。場合によっては1分以上“しばらくお待ちください”があって、何やってるんだ?と思って。
小栗:だいぶあの日はリラックスしてたので、2人とも。途中からただ観てましたもんね。
MC:福田監督が「ちょっとここしゃべるのやめて観ようよ」って。
福田:僕はオーディオコメンタリーは自信あるほうなんですよ。割と映画と関係ない話で盛り上がる名手で。いつもの感じでやろうかなぁってやったんですけど、おもしろくって。だって、小栗くん、コメンタリー撮り終わった後、みんなで飯食って帰り際にプロデューサーさんに「ちょっとDVDもらっていい?観たいんだけど」って言ってて(笑)。
小栗:家でその後観ましたね。
福田:ちょうどそのとき舞台を一緒にやっていて、舞台のときに言われました。「福田さん、『銀魂』観たけどさぁ、おもしろいね」って(笑)。「今?!今ですか?!」っていう感じでしたね(笑)。
小栗:初号試写っていう、一番最初に完成したタイミングで皆さんと観る機会のときに観てたんですけど、その日は昼と夜の2回上映していて、夜に自分のタイミングで観させてもらって。昼間は結構メインメンバーが集まってみんなで盛り上がりながら観たって言ってたんですけど、夜はすごいしーーんとしてて。
福田:スーツ姿の、それも上の方々がずらりとお揃いになっている試写になっちゃった中に…。
MC:ゲラゲラという感じではない…。
小栗:そう。なかなかクスリともしないので、「これ、大丈夫かなぁ?」って思いながら。
福田:その回の役者がなぜが小栗旬と山田孝之っていう(笑)。
小栗:山田くんと並んで観ることになりましたねぇ。
福田:昼は菅田くんとか菜々緒ちゃんとかもいたりして、笑いながらというかしゃべりながら観てました。「何しとんねん、これ!」って(笑)。
小栗:変な話、山田くんはほぼほぼ現場を見ているわけではないので、純粋に楽しんでくれているはずなんですけど、彼も笑わないから…。「孝之…ちょっと怒ってない?」って感じでした(笑)
(会場爆笑)