MC:実名出すのやめてください(笑)。現時点ではナンバー1ですから!ややこしい言い方になっちゃった(笑)。
福田:「なりましたー!」っていうから!絶対なってないのに!
MC:でも、皆さんの想像以上に大ヒットということで。ここまでくるかと。
福田:そうですね。想像以上だというのはそんなに期待されてなかったということですよね(笑)。
MC:いやいや(笑)。福田監督も製作披露でおっしゃっていましたが、「こういうジャンルの映画がヒットしてほしいんだ」とずっとおっしゃっていて、監督は改めてこのヒットを受けてどうですか?
福田:僕はヒットすると思っていました。これヒットしなかったら、俺もうヤバいなって(笑)。割と「あ、50(億円)いかなかったんだ」って(笑)。
MC:もうちょっと足りなかった!
福田:最初、そういう記事出ましたよね?なんでああいう記事ってちょっと甘く出るんですか?
MC:“ロケットスタート!”“50億見込めるかも!”みたいな。
福田:そう。ああいう記事って必ず多めに出ますよね。“何億を目指せるスタートとなった”みたいな記事になるじゃないですか。
MC:作っている側からしたら、作りながら「これは絶対にヒットしなきゃだめだ」と。
福田:そうですね。それはもうヤバいと思いました。これヒットしなかったら国外逃亡しなきゃいけないと思って。
MC:小栗さんは、演じながら「これはすごい映画になるな」という予感はあったのではないですか?
小栗:いや、そんなに…。
(会場爆笑)
MC:作り手側の監督はビンビンに感じていたわけでしょう?
福田:僕の感じじゃないですよ?(笑)
MC:そうですか!
小栗:割とのらりくらりと…。「こんな感じで撮影ってしてていいのかな」って(笑)、そんな空気で撮影していましたね。
MC:結果的に大ヒットになって、小栗さんはいかがですか?
小栗:それは嬉しいですね、大ヒットは。でも、これがナンバー1でいいのかなって(笑)。
福田:確かにそれは日本映画界的にどうなんだろうって思っちゃいますけどね。
MC:たくさんの方に観ていただいて、しかも11月22日にはブルーレイとDVD。予約数が半端なく、詳しい数は言っちゃいけないって言われたんですけども。これも大人の事情で。
福田:ワーナー・ブラザースやばいっすね!!そういう大人の…(笑)。
MC:規模が大きいから(笑)。実際に担当者の方に聞いたら、「予約数は本当にすごいです。かなりの数がきてます」と。
小栗:そうなんですか。僕が聞いたのは、そんなに予約来ると思わなかったのでそんなに作ってなかったって。それで(プロデューサーの)松橋さんが超怒ったっていう話は聞きました(笑)。
福田:大体、『銀魂』は下に下に見積もられて「あれ?」っていうパターンだと思いますね、きっと。
MC:今回、6種類の形態で出るんですけれども、ブルーレイとDVDで2枚組の“プレミアム・エディション”が出まして、この“プレミアム・エディション”が予約の8割くらいを占めていると。
小栗:何が入っているんですか?
(会場爆笑)
MC:それ、知っておいてくださいよ(笑)。メイキングがものすごい充実していて、NG集とか未公開シーンとか、あとはイベントの映像もたっぷり入っていたりします。皆さんは本編ももちろん観たいんだけど、メイキングも観たいという方が多いんじゃないかと。それ以外にも、“ブルーレイスチールブック仕様”や、“4K ULTRA HD”という高画質のブルーレイ2枚セット、DVDとブルーレイの1枚組のセットになっています。先ほどどんなのが入っているのかとおっしゃいましたが、小栗さんと福田監督のビジュアルコメンタリーがついている。
福田:あー!やった!!
MC:ブルーレイはビジュアルコメンタリー、DVDはオーディオコメンタリーなんですよ。
福田:そんなに差別化するの?ずるいよねぇ。
小栗:すごいねぇ。
福田:いろいろ考えたなぁ~!
MC:これは絶対ブルーレイのビジュアルコメンタリーの方がいいんですよ。私も見せてもらったんですけど、なぜかというと、めちゃめちゃ“ピー”が多いんですよ。
(会場爆笑)